2006年10月20日
きまぐれオレンジ☆ロード DVD-BOX
やっとDVD化されたーーーーー!! と叫んだことを正直に言おう。待ってたんだよ・・・。本当に。心から。でも、筆者だけではないはずと断言できる。1987年4月〜1988年3月にTV放送されたきまぐれオレンジ☆ロード。原作コミックとは主人公である春日恭介の性格が違っていて、原作のファンからは不評だった。だが、これはこれで熱狂的なファンが生まれたのも事実。 (ストーリーに関しては、特集ページに譲る) 特にヒロイン・鮎川まどかの人気は当時のアニメ雑誌の女性キャラ人気投票で1位をとったり、放送終了後もランクインを繰り返すなど「二次元が初恋じゃ駄目ですかーっ!?」と某ラジオ番組で某声優が叫んだ(笑)ようなことが、この当時、鮎川まどかに対して起きていた。 今でこそ陳腐化しつつあるような「ツンデレ」の先がけが彼女だと言われるくらい、魅力的なキャラクターだったのだ。主人公は春日恭介なのにも関わらず、「オレンジ☆ロード」の顔は鮎川まどかだったと言っても過言ではない。 そしてもう1人のヒロイン・鮎川まどかの妹分である檜山ひかるとの三角関係が、妙なリアルさをもって描かれていた。もちろん春日家は超能力一家なのだから非現実的ではあるのだが、シチュエーションが非現実的であっても、どこかしらキャラクターにリアル感があったのだ。 誰もが迷ったことのあるだろう甘酸っぱい青春期、とでも言うべきものを共感させたこともヒットの原因になったのかもしれない。 だからこそ、鮎川派、檜山派というものがファンの間で形成されたのだろう。少なくとも筆者の近所では(笑)。ちなみに筆者は鮎川派です。ガチで。 鮎川まどかは姉という立場で、檜山ひかると春日恭介2人を応援しつつも、惹かれていく自分も抑えきれないという葛藤が、非常によく描かれていた。だからこそ、鮎川派にとって檜山ひかるの印象は、結構酷かった覚えがある。この邪魔者、みたいな(笑)。 それが劇場版2作「あの日にかえりたい」「そして、あの夏のはじまり」を通じて、檜山ひかるの印象が180度がらりと変わるのだが・・・。 ・・・なんで劇場版はDVD化されないんだーーーーー!! と叫んだことも正直に言おう。 今回のTVシリーズ「きまぐれオレンジ☆ロード The Series」とOVAシリーズ「きまぐれオレンジ☆ロード The O.V.A.」には、劇場版は含まれていない。もっともタイトルからしてTVシリーズとOVAシリーズですからね。劇場版シリーズなんて一言も入ってないので、当然と言われれば当然ですが。当然ですが!無念デス・・・orz き、気を取り直して。 実際、アニメの人気も相当なもので1988年3月に全48話を終了後、ファンの要望に応えるように1989年にOVAが6作、1991年に2作作られ、他にイベント用の少年ジャンプ・スペシャルアニメ(1985年。但しキャストが違う)やミュージッククリップや上記の劇場版2作が1988年10月と1996年11月に作られていることからも、その人気は伺いしれる。 (ちなみに、劇場版「そして、あの夏のはじまり」では、音楽をあの梶浦由記が担当していた) 今の今までDVD化の話はとんと聞かず、ファンからもDVD化を望む声が大きかったのだがそれが今回、遂にDVD-BOX化されたわけだ。劇場版はないが(まだ言うか)。 小躍りするくらいは、大目にみてください。 さて・・・資金を貯めないとな・・・。 DVD-BOX The Series(TVシリーズ)[初回生産分]のみ"鮎川まどか&ジンゴロ"オリジナルフィギュア付き、DVD-BOX The O.V.A.[初回生産分]のみ"檜山ひかる"オリジナルフィギュア付き!
2007/03/20追記: 劇場版「新きまぐれオレンジ★ロード そして、あの夏のはじまり[フィギュア付き期間限定生産]」がリリース!・・・ ・・・・ ・・・・・ ・・・・・・ ・・・なんで劇場版「あの日にかえりたい」はまだなんだーーーーー!! 「あの日にかえりたい」→「あの夏のはじまり」って順番で観ないと、ストーリー通らないのに。順番からしてオカシイだろ・・・。また大人の事情って奴ですか・・・。
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