体操
日本の「お家芸」復活なるか!? 団体、個人でメダル大量生産をねらえ!
アテネオリンピックで3大会ぶりのメダルを目指す男子体操。団体総合の予選で採用されるのは6・5・4形式である。これは登録した6名のうち5名が演技をし、そのうち4名の得点を合計して競う方式である。このため一人がミスをしてもカバーができる。これに対し、団体決勝では、今年から6・3・3形式を採用している。この方式だと登録した6名のうち演技者は3名、その3名の得点を合計して競う方式である。このため、一人のミスが致命的となる。予選一位通過を果たした日本は、決勝戦でも安定した演技を見せ、1976年モントリオール大会以来28年ぶりの金メダルを獲得した。
この波に乗って個人戦でも多くのメダル獲得が期待される。個人総合では、冨田洋之と米田功が24人で争う決勝に進出。種目別では、ゆかに米田と中野大輔、あん馬に冨田と鹿島丈博、つり輪に冨田、平行棒に中野と冨田、鉄棒に米田と中野が、それぞれ8人で争う決勝に進んだ。オールラウンダーの冨田洋之とスペシャリストの鹿島丈博に大注目!