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夜の冒険者
古明地洋哉
夜の冒険者 アルバム「孤独の音楽」、前作シングル「想いが言葉に変わるとき」で各方面で高い評価を獲得した古明地洋哉が放つ待望の新作!! ワイドショーまでをも巻き込んだ名曲「想いが言葉に変わるとき」から7ヶ月、シン.....
アルバム CD | 2004/11/25 | 2934円(税込)
製造中止(購入不可)
試聴あり

古明地洋哉 その他作品
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☆古明地洋哉「夜の冒険者」特集☆
昨年12月にリリースされた3rdアルバム「孤独の音楽」からのシングルカットである3rd single「想いが言葉に変わるとき/untitled#1」のリリース後、約7ヶ月振りとなる古明地洋哉の待望の4th album「夜の冒険者」がリリースされた。古明地洋哉がこれまで歩んで来た、シンガーソングライター人生の総大成と言っても過言ではない程の会心作であった前作の「孤独の音楽」。
「孤独の音楽」という作品を作り上げる事によって、古明地洋哉というシンガーソングライターの存在をより多くの人達に知らしめることとなったと思う。それと同時に前作であれだけの作品を生み出した後、より高くなったハードルを果たして彼は越えられるだろうかという懸念も確かにあった。しかしそれは全くの杞憂に過ぎなかったということを実感させられることとなった。古明地洋哉はまた1つ傑作と言えるアルバム「夜の冒険者」を作り上げたのだ。

今回のアルバム「夜の冒険者」は1つ1つのストーリーを持った楽曲から、全体のストーリーが成り立つ作りとなっている。前作で聴き手の扉をノックするべく開かれた扉から、今作では外に向かって歩き出した主人公である“夜の冒険者”が迷い、もがきながらも答えを見出し掴みとって行く、そんな風に一人の人間の成長が描かれた作品となっている。
先の見えない日々の中で不安を抱えながらも、懸命に生きる“夜の冒険者”は、聴き手自身でもあるし、古明地洋哉自身でもある。そして特徴的なのは今まで彼が一貫として来たテーマである「孤独」が今回のアルバムでは陰を潜めて、主人公を取り巻く世界が確実に広くなっていることだ。そして全体のサウンドもまた優しさを湛えたものが多くなっている点も印象的だ。
それは差し出された無数の手のひらを握り返すことで生まれる何かを、古明地洋哉自身も身を持って実感したということなのだろう。

彼は自己の中から生まれ出る純粋な感情を言葉として綴り、その時その時の持てる力を全力で出し切って行く、どちらかと言えば不器用なタイプのアーティストだと思う。だからこそ古明地洋哉から歌として発せられるむき出しの言葉達は、心の奥に忘れえぬ疼き伴って捉えて行くのだ。
世の中を器用でスマートに渡り歩く人達が増えたこの世の中で、こんな不器用なシンガーソングライターが一人くらいいても良いんじゃないかと思う。
奇をてらった趣向もその場しのぎの華やかさも彼にはいらない、ただ聴き手の心に大切な部分の中で長く愛され続ける作品をこれからも作り続けてほしい。

古明地洋哉が差し出された手のひらを握り返すことで生まれたこの作品「夜の冒険者」は、同時に古明地洋哉が聴き手に向かって差し出した手のひらだ。是非ともこの作品を聴いて彼から差し出された手のひらを、そして心の奥でほころびかけている蕾の存在を感じとってくれたらと思う。

★古明地洋哉オフィシャルサイト★
http://www.msap.net/KOMEIJI/

★コロムビアミュージックエンタテインメント内古明地洋哉サイト★
http://columbia.jp/~komeiji/



ライナーノーツ ―― 『夜の冒険者』について―― Text By 古明地洋哉

僕等は誰もが“夜の冒険者”。
先の見えない夜の暗闇の中を手探りで駆け抜けていく冒険者。
“不安”に心を切り裂かれ、“期待”に小さな胸を震わせる“夜の冒険者”。
誰かに与えられた“答え”に意味はない。

自分自身で掴み取ったものの中にこそ“真実”が宿るんだ。誰かが通った道を辿ることに意味はない、そこには何もない。自分自身で切り開いた道の向こうにだけ、自分自身の“未来”が切り拓けるんだ。死ぬな、くたばるな、もちこたえろ。痛い想いをせずに済む、そんな人生は存在しない。夜の闇の中を駆け抜ける傷だらけの、だからこそ何よりも美しい狼たちよ。君の正気が悲鳴を上げても、君の正気が血を流しても、どうにか持ちこたえてくれ。

「untitled#1」というエア・ポケットから抜け出すのにかなり手こずりました。あの曲は“ただただどうすることも出来ずにいる、どこまでも無力な魂”そのものでした。

「心を削って歌うことに何の意味があるのか?」


その問いに対する明確な答えが見つからないまま、曲作りを始めました。“伝えるべき何か”が朧気に見え始めたのはアルバムのタイトルが決まった頃、『夜の冒険者』というキー・ワードを見つけてからです。先の見えない不安に押し潰されそうになりながらも毎日を懸命に生きる人達の姿が“夜の冒険者”という言葉とダブったときに、ようやくアルバムの後ろ姿を捉えることが出来ました。

「顔も知らない夜の冒険者達のための、先の見えない日々を生き抜くためのサウンド・トラックを作るんだ」それに気付いたと同時に、レコーディングが始まっても未完のままだった歌詞が出来 上がっていきました。レコーディングの中盤過ぎにアルバムのラスト・ソングに当たる「花」を書くことで、アルバムの主人公“夜の冒険者”が旅路の果てに何処に辿り着き、そこで何を見出したのかを理解しました。そしてそれは僕の“自分自身の魂のあり方”、“SSWとしての伝えるべき何か”の発見でもありました。今回のアルバムが持つストーリーは、僕自身のこの半年間の“魂のあり方”の映し鏡 です。

一曲目の「夜の冒険者」で期待と不安が入り混じる冒険を始めた主人公が、迷い、もがき、手間取り、しくじったり、自分の見失ったりしながらも少しずつ自分自身と、世界と折り合いを付けなが ら“僕等は崖っぷちに咲くせとぎわの花/でも大切な人に向かって咲き誇るんだ”という答えを見出していく。
それは、伝えたい何かが見えないまま曲を作り始めた僕が、もがきながらも歩き続けることによって現時点での明快なメッセージを掴み取るまでの心の流れ・動きと完全にイコールで結ばれています。アルバム収録曲の全てが楽曲単体でのメッセージを持っていますが、動かしがたい流れの中でひとつの大きなストーリー、“空っぽの手のひらが何かを掴み取るまでの魂の旅”を描いています。

ひとつひとつの小さな物語が、寄り集まることでひとつの物語を形作っています。
そしてそれは“アルバム”という形でしか表現できないことです。
魂の遍歴、心の足跡、血の轍。
僕自身が迷いの中でもがきながら掴み取ったものだからこそ、確信を持って伝えたい。

僕等の周りに差し出された無数の手のひらに気付くこと。
それを握り返したときに、僕等の中で眠り続けたままだった“可能性”が蕾を開く。

“僕等は崖っぷちに咲くせとぎわの花/でも大切な人に向かって咲き誇るんだ”


プロフィール 2000年5月インディーズレーベルより「欲望」(限定盤)でデビュー。
同じく2000年6月にミニアルバム「讃美歌I」、9月に「讃美歌 II」をリリース。
デビューシングル「欲望」はCRJ-Tokyo(カレッジチャート)他、全国インディーズチャートで軒並み1位を獲得する。
翌2001年、MIDIより「灰と花」でメジャーデビュー。
くるり主催「百鬼夜行2001」等の様々なライブイベントに参加し、多くのアーティストから絶大な支持を受ける。2002年 2nd フルアルバム「hallelujah」を発表。多くの音楽ファンに衝撃を与える。
2003年、レコード会社をコロムビアミュージックエンタテインメント内に発足された新レーベルSearching for the young soul REBELSに移籍し、4月にミニアルバム「daydream」、6月にEP「mind game」を続けて発表。
10月に佐野元春プロデュースのイベント in the city SPCIAL PROGRAM「SSW-そして僕は歌を書いた-」に出演。各方面から注目を集め、古明地洋哉の名前を広く知らしめることとなる。
11月にアルバムの先行シングルとなる「素晴らしい嘘」を発表。
12月に待望の3rd フルアルバム「孤独の音楽」を発表。このアルバムからシングル曲ではない「想いが言葉に変わるとき」がラジオのオンエアされ、FM North Wave(最高9位)をはじめ、各地のラジオ局でチャートアクションが起こり始める。
北海道、九州、東北の3つの地域にてインディーズ盤「想いが言葉に変わるとき」の地域限定シングルをリリース。
各地インディーズチャートで上位を記録。この反響を受けて4月21日に新録「想いが言葉に変わるとき」が遂に全国発売。
5月、「想いが言葉に変わるとき」のカップリングである「untitled#1」がFM NORTH WAVE総合チャートで最高位6位、邦楽では3位を記録。
10月、"wish you were here"tour2004弾き語りスタート。
11月25日に4th album「夜の冒険者」発売。

(Text By Takahashi)


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