フー・ファイターズ渾身の最新6thオリジナル・アルバム
「エコーズ、サイレンス、ペイシェンス・アンド・グレイス」完成！

　「アコースティック・ギターでやったライヴにかなりインスパイアされたんだ」　去る7月中旬、都内某所にて行われたリスニング・セッションの会場にはるばる駆けつけたデイヴ・グロールは、完成したばかりの最新作について、まずはこうコメントした。

　2005年発表の5thアルバム「イン・ユア・オナー」、続くライヴ作「スキン・アンド・ボーンズ」と、このところフー・ファイターズがアコースティック・サウンドへのひとかたならぬ傾倒を明らかにしていることは、ファンにはよく知られているところ。約2年ぶりに届けられた彼らの新しいフルレンス・アルバム「エコーズ、サイレンス、ペイシェンス・アンド・グレイス」は、まさしく、フー・ファイターズらしい美しく繊細なアコースティック・サウンドと、彼ら持ち前のハード＆ラウドなロック・テイストとが絶妙のバランスで配合された“良心的ロック・アルバム”に仕上がっている。

　親しみやすいサビメロがビッグに展開する「ザ・プリテンダー」（1stシングル曲）、イントロのアコースティック・ギターとビートルズ風のメロディが印象的な「カム・アライヴ」、カントリーやブルースに通じるおおらかさを持ったインスト曲「バラード･オブ・ザ・ビーコンズフィールド・マイナーズ」など、今作も収録曲は個々にダイナミックで表情豊か。みずみずしい光をはなつ粒ぞろいの楽曲たちは、やはりバンドの優れた作曲センスを認めさせずにはおかない。

　「新しいアルバムの作業はチャレンジングだった」「まったく新しいバンドみたいに感じた」「今でも気持ちはこのバンドを始めた12年前のままさ」　全世界でのアルバム・トータル・セールス約1300万枚、権威ある『グラミー賞』を2度受賞、過去2年間の観客動員数25万人以上、といった華々しい成功を収め、名実共にアメリカを代表するロック・バンドとなった今でも、変わることなくロック音楽へのピュアな気持ちを表し続けるデイヴとフー・ファイターズの面々。彼らの中に息づく“永遠のロック少年”は、新たなワクワクとドキドキを求めて、これからも終わりなき旅を続けていくことだろう。

エコーズ、サイレンス、ペイシェンス・アンド・グレイス

フー・ファイターズ

2670円(税込)

アルバム CD

2007/09/26 発売

大ヒット作「イン・ユア・オナー」から約2年ぶりに発表となる最新フル・アルバム。ハードでラウドでポップな楽曲たちは聴き手の心にしっかり刻まれること間違いなし!

トラックリスト： 01.The Pretender 02.Let It Die 03.Erase / Replace 04.Long Road To Ruin 05.Come Alive 06.Stranger Things Have Happened 07.Cheer Up, Boys (Your Make Up Is Running) 08.Summers End 09.Ballad Of The Beaconsfield Miners 10.Statues 11.But, Honestly 12.Home

フー・ファイターズ [初回限定生産]

フー・ファイターズ