町田俊行 特集
町田俊行
月下のピアノマン、町田俊行デビュー!

2007年からMySpaceでの人気が急上昇、常にインディーズの上位にランクインと、インディーズ時代から注目を集めて来た町田俊行が、5月21日にミニ・アルバム「三日月セレナーデ」で遂にメジャー・デビューを飾った。

端正なルックスと相まったスモーキーボイス、そして文学的な佇まいを感じさせる歌詞は彼ならではの世界観を醸し出してます。

趣きのある雰囲気を醸し出すアルバムのタイトル曲「三日月セレナーデ」を始めとして、爽やかなサウンドに乗せて、マニュアルどおりの生き方から一歩踏み出そうとする心情を描いたナンバー「Manual」、そしてそれぞれの“大切な誰か”に向けて宛てて綴られた、アルバムの最後に収められている「Letter」と、バラエティに富んだ7曲の楽曲が収録されており、ミニ・アルバムながら聴き応えのある作品に仕上がっています。

町田俊行の歌詞はリアルだけれども、聴き手の心をそっと後押しするような優しさに溢れていると思う。
彼の楽曲を聴いていると、知らず知らずのうちにその優しさがそっと心の奥に染み渡って行くような気がするのです。
これからの彼がどんな作品を聴かせてくれるのか、楽しみでなりません。

今後より一層の活躍が期待される町田俊行。
今から要チェックですよ!


町田俊行 HomePage
http://www.umarts.net/machida/

◆プロフィール◆

町田 俊行(まちだ としゆき)

生年月日:1983年3月12日
出身地:東京都
身長:172cm
血液型:A型
音楽:Melee, Ben Lee, Jack's Mannequin, Todd Rundgren, Steve Winwood
映画:orange county
作家:吉田修一
趣味:ブログ、インテリア
健康:野菜を食べる
ピアノ暦:4年・独学
酒:泡盛

作詞・作曲のみでなく、演奏・アレンジ・プロデュースまでこなすマルチな感性。
深閑とした雰囲気の中で染み渡るように響くスモーキーボイス。
バラード曲を中心とした明確なブランドコンセプト。
文学的要素をも含む知的な歌詞と徹底したメロディアス・ポップ。

三日月セレナーデ
町田俊行
三日月セレナーデ 2008年、初夏。月下のピアノマン、やさしくメジャーデビュー! 全7曲収録。.....
アルバム CD | 2008/05/21 | 1980円(税込)
製造中止(購入不可)
試聴あり

町田俊行インタビュー

――それではまず最初にアーティストを目指そうと思ったきっかけから教えて頂けますか?

町田:音楽を始めたと言えるのは高校でバンドを組んだ時だったんですけど、その時はまだ歌は歌っていなくてベースを弾いてたんですね。
それでオリジナルの曲をバンドで作って、自分の曲をバンドでやっていたんですけど、しばらくしてから自分でもデモテープを作るようになって、そこで歌を始めたんです。
そこから将来はこういう音楽をやって行こうっていうのは思ってましたね。

――自分で歌ってみようかなって思ったきっかけとかはあるんですか?

町田:バンドで曲を作って演奏すると、やっぱりどうしても自分で思い描いてたものと、バンドで仕上がる音っていうのが何か違う気がして、それで自分一人で作ってみて、どうせだったら全部自分で表現した方がより伝わるんじゃないかと思ったんです。
そこで歌を始めたのがきっかけですね。

――では自分の表現したいことがありき、そしてそこに自分の歌とか自分の曲が付いて来ているっていうところなんですかね。

町田:はい、そうですね。

――では5月21日にリリースされる待望のデビューミニアルバム「三日月セレナーデ」がリリースされましたが、アルバムが出来上がった今はどんなお気持ちですか?

町田:振り返ると本当にキリがないくらいに今までにもいろんなことがあったんですけど、その分やっとリリース出来るまで辿り着いたなっていう気持ちが今は一番大きいですね。

――ホッとしてる感じですか?

町田:そうですね。今のプロデューサーの方と出会って、今年で7年になるんですけど、その間挫折しそうになったこともあったし、それでもやっぱり音楽を続けて来て、こうやって一つ形になったっていうのは嬉しい反面、やっとここまで来たっていうのが大きいですね。

――挫折しそうになった時に諦めなかった理由とかはあるんですか?

町田:純粋に自分の中に音楽しかないなっていうか、やっぱり好きっていう気持ちが一番あったので、そこがブレなかったから続けていられたのかなと思いますね。

――7年間って決して短くはない期間ですよね。そこで諦めずにってかなりすごいんじゃないかなと思うんですよね。十代だったりすると違う道にも行けるじゃないですか、でもそこで到達点っていうのが見えてるから諦めなかったというところなんでしょうかね。

町田:そうですね。ここまでずっと積み重ねて来たものを違う道に行くことで、それが全部なかったことには出来ないというか。
だから今は遠回りだとは思うんですけれど、ここに来るべく有意義な時間だったなぁとは思いますね。

――無駄なことはなかったということですよね。

町田:はい。

――では今回このデビューミニアルバム「三日月セレナーデ」なんですけれども、出来上がってみて自分でどんな作品に仕上がったなと思いますか?

町田:7曲全てがメロディアスで、どの曲も捨てメロはないような、1曲1曲聴いてもすごく良い作品になったんじゃないかなと思いますね。

――最初に聴いた時にメロディが立ってるなぁという印象はありましたね。今回のこのタイトル曲にもなっている「三日月セレナーデ」は曲を作っていらっしゃる方との出会いの曲でもあるんですよね?

町田:はい、Maskという作曲ユニットで、元々2人とはずっと知り合いだったんです。
それまでは自分一人で曲を作ってたんですけど、この「三日月セレナーデ」を最初に頂いた時に今まで自分一人で作ってるだけじゃ、出て来なかったメロディとか、本当に自分が歌いたいなって思うのはこういう曲だなっていう、すごい衝撃でしたね。

――セルフライナーノーツを拝見させて頂いた時に曲を聴いて言葉がどんどん浮かんで来たっていうことが書かれていたんですけれども、それはこういうテーマの歌が歌いたいというところで曲がピッタリだったという感じだったんですか?

町田:それとは逆で、頂いたデモテープを聴いた時にすごく映像が浮かんだんですね。
この「三日月セレナーデ」の場合は、三日月が漂っているようなそんな情景が浮かんで、そのパッと浮かんだものは詞もすぐ言葉がスラスラ出て来るような。
この曲もそんな感覚で書けましたね。

――この曲で一番歌いたかった気持ちというのはどんな気持ちだったんですか?

町田:この曲は人と人との繋がりの大切さを歌ってるんですけど、愛とか恋とかそういう言葉じゃなくて、言い表せないような感情で人は繋がっているんだっていうことを、一番メッセージに置いて書きました。

――詞を拝見させて頂いた時に文学的な感じがするなぁっていうのが第一印象だったんですけれども、言葉の使い方とかで何か意図して使っていることとかはあるんですか?

町田:特に自分では気にしたことがないんですけれども、キーワード的には空とか月とか星とか、自然じゃないですけど、そういう情景が見えるものを選ぶようには書いてますね。

――気づくと使っている感じですか?

町田:はい、書いているシチュエーションとかも関係していると思うんですけれど、結構、夜書いたりすることも多いので、そういう夜の映像がそのまま歌詞に出たりとか、そういう感じですね。

――結構スムーズに書けるタイプなんですか?

町田:曲それぞれなんですけど、それこそ映像が浮かんでバーッて書けることもあれば、もう一言一言までこれで良いのかと自問自答をしながら、何週間も掛けて書く時もありますね。

――じゃあ、曲によって様々なんですね。

町田:はい。

――今回はミニ・アルバムなんですけれども、製作をするに当たってサウンド面とかで特にこだわった点とかはありますか?

町田:そうですね。あんまり余計なことはしないようにして、必要最低限で歌がしっかり立って、あんまりゴチャゴチャした音は入れずに、シンプルだけどすごく広がりのあるような音を目指しました。

――なるほど、それは言われると確かにそういう感じはしますね。あまり飾り立ててはいない感じですよね。

町田:はい、そうですね。メロディーが一番ハッキリと際立つようにしましたね。

――今回、初めてのレコーディングだったと思うんですけれども、レコーディングの中で一番、苦労した点とかはありましたか?

町田:やっぱり歌入れですね。ちゃんとしたレコーディングで歌ったことは初めてだったんですけど、それまではもうちょっと自分は歌がマシに歌えるんじゃないかって思ってたんですけど(笑)、実際レコーディングをしてみたら、ブースの中で歌えてると思ってても、外で聴いたら全然歌えてなかったりして、もう歌録りがある夜は本当に毎回ヘコんで帰ってましたね。

――そうなんですか、なんか意外な感じが(笑)。

町田:はい(笑)。

――ではその中で一番苦労した曲っていうのはどの曲なんですか?

町田:アルバムの最後の「Letter」という曲が、一番新しい新曲だったんですけど、その分やっぱり詞も一番今のリアルな自分が出てるので、これに関してはやっぱりこだわりというか、今の自分をそのまま出したかったので何回も歌ったりしましたね。

――出来上がってみて満足度はどれぐらいでしたか?

町田:そうですね。満足というか、たぶん歌入れに関してはもっとやれたんじゃないかっていう思いもたくさんあるんですけど、でもこれから先のレコーディングもそういう葛藤っていうのはずっとあると思うので、今、出せる自分は全部出せたと思いますね。

――個人的にはデビューアルバムとしては充分じゃないかなと思うんですけれどもね。

町田:ありがとうございます。

――今回の「三日月セレナーデ」は例えば色に例えるなら、どんなカラーの作品だなぁという印象がありますか?

町田:やっぱり三日月のイメージそのままなんですけれど、淡い黄色というか回りに黄色っていうだけじゃなくて、柔らかいまあるい色がイメージとして出て来ますね。

――そうですね。「三日月セレナーデ」っていうタイトルもまたロマンティックな感じがしますよね。町田さんは楽曲を作る上でいつも大切にしているのはどんなことですか?

町田:自分の音楽ではやっぱりメロディーが一番だと思っているので、A、Bメロもサビみたいにキャッチーなものをっていうのはいつも心掛けてますね。

――なるほど、個人的にはこのミニ・アルバムで一番好きな曲が4曲目の「衝動午前0時」という曲がなんですけれど、サビのところのフレーズが耳について回るんですよね。この曲はどのように作ったのか聞いてみたいなと思っていたんですよね。

町田:この曲は作曲ユニットのmaskの2人が一緒に作ってるんですけれども、とにかくキャッチーであるということを目指したのと、後はライブとかで盛り上がれるっていう曲があまりなかったので、そういう明るさをメインにする曲を作りたいなと思って出来たのがこの曲ですね。

――7曲入っているわけなんですけれども、それぞれがいろんなタイプの曲があるなぁという印象なんですよね。テーマっていうのはその中で自分の正直な気持ちっていうのを書いている感じなんですか?それともシチュエーションの中である程度、設定を自分で作って書かれているんですか?

町田:あくまでも自分が歌詞を書いている以上は、一貫して同じものはあると思うんですけれど、それでも等身大で書く曲もあれば、全く違った主人公を置いて書くことも多いです。
このアルバムの中でも、自分の気持ちがそのまま出てるものもあれば、全く違った主人公がいる曲もありますし、半々ぐらいですね。

――そういうところを考えて聴いたりすると、リスナーは楽しかったりしますよね。

町田:そうなんですよね。

――曲を作って、歌詞を書いてという作曲活動をしてるわけなんですけれども、自分で音楽を通してどんなことを伝えて行きたいというのがありますか?

町田:ジャンルとかは全く気にしてないので、そういう自分の書いている時の心を温度が聴いている人に伝わるような作品をずっと書いて行きたいですね。

――このミニ・アルバムはどんな人達に聴いてもらいたいと思いますか?

町田:1曲、1曲、違うんですけれども、やっぱり何か踏み出そうとして、踏み出す一歩の勇気がなかなか出ない人の背中をポンと押してあげられるアルバムになったんじゃないかなと思いますね。
「Manual」という曲とかも自分自身に歌ってる曲でもあるんですけど、マニュアルどおりに生きるんじゃなくて、それを打破することでいくらでも変われるんだっていうメッセージとか、最後の「Letter」という曲も聴いてくれる人それぞれの“Letter”にしてほしくて、自分の中では一人暮らしを始めた時の気持ちを歌ってるんですけど、そういうなにか忘れかけてる気持ちとか、そういうことをふと気づいて頂けるような一枚になったんじゃないかなと思いますね。

――確かに最後の「Letter」という曲はアルバムの締め括りには相応しい曲ですよね。
では少し町田さんご本人のお話も伺いしようかと思うんですけども、まずは自分自身を客観的に見たらどんなタイプの人だと思いますか?

町田:そうですね、マイペースってよく言われますね(笑)。

――そうなんですか(笑)、自分でそう思いますか?

町田:うーん、まぁ、四角四面というか、自分自身もまだまだマニュアルどおりに生きてる感じがあるんで、やっぱりマイペースだと思いますね(笑)。

――そうなんですね(笑)、では今、音楽以外でハマッているものとかはありますか?

町田:今、一人暮らしをしてるんですけど、実家に居る時はもちろん食事とかも決まった時間にあってとか、そういう生活をしてたんで、健康維持が一番大切だなっていうのはライブして行く中でもすごく感じるんで、料理とかもっと上手くなりたいなと思ってますね(笑)。

――なんか真面目な生活をしてますね(笑)。

町田:(笑)、不健康な生活になりがちなんで、ほんと野菜を食べたりとかしてますね(笑)。

――じゃあ、ぜひblogとかでお得意の料理とかを披露して頂きたいですね。

町田:はい、たまに出て来るんですよ、サラダばっかなんですけど(笑)。

――サラダだけだとちょっと偏っちゃうんで(笑)、ライブ向きなものを作っていただけると。

町田:はい、パワーが出るようなやつもアップ出来るように頑張ります(笑)。

――楽しみにしています(笑)。では今まで人生で一番影響を受けたアーティストを教えて頂けると。

町田:特定のアーティストっていうのはいないんですけども、小学生の頃に一番最初に聴き込んだアーティストがMr.Childrenだったんです。
桜井さんの書く歌詞とか、最近の音楽活動のエコと繋げてのap bankフェスとかでエコを呼び掛けたりと、人としてすごい素晴らしいなと思うので、自分もそういう音楽だけじゃなくて、幅広くいろんなことに繋げて行けるようになりたいなと思っているので、桜井さんはすごく尊敬していますね。

――いつか共演出来ると良いですね。

町田:そうですね、はい。

――ではファンの方に向けてお奨めのアルバムというのを一枚紹介して頂けますか?

町田:メイレイというアーティストの「デヴィルズ&エンジェルズ」というアルバムなんですけど、今回、丁度ミックスして頂いたアメリカで活動されているエンジニアのHatch Inagakiさんという方がたまたまメイレイのエンジニアもされている方だったんですけど、今回そういう繋がりもあってすごく光栄な気持ちでした。
本当にピアノロックで素晴らしいバンドなのでお奨めしたいですね。

――メイレイの「デヴィルズ&エンジェルズ」ということで。ぜひファンのみなさんにも聴いて頂きたいですよね。

町田:はい、そうですね。

――では今後、挑戦してみたいことというのを教えて頂けると。

町田:ずっとライブをやって来てるので、一歩一歩ライブを重ねて一人でも多くの方に聴いて頂いて、一番最終的な目標はライブとしては武道館でやるっていうのが夢ですね。

――そうなんですね、ライブは好きですか?

町田:はい、やっぱり共有出来る空間っていうのはライブしかないと思うので、CDだと聴いてるシチュエーションも家かもしれないし、車の中かもしれないですけど、ライブは一体感みたいなのを感じるんで好きですね。

――では町田さんにとって曲を作ること、詞を書くこと、そして歌を歌うことというのは自分自身にとってどんな意味があると思いますか?

町田:全ては自分の中で一つのコミュニケーションですね。

――それは人とのということですか?

町田:元々、小さい頃内面を表に出すのが苦手で、今でもだからこそそういう思いを音楽にしてるっていう部分があるので、自分にとって音楽にすることで初めて自分の内面を全部に表に出せるっていうところですね。

――では町田さんにとって人とのコミュニケーションという意味でなくてはならないものなんですかね。

町田:自分の中ではもう欠かせないですね。
話すと同じような感覚ですね。

――そうなんですね。ではファンの方は、町田さんがこんなことを考えているというのを知りたいと思ったら、やっぱり曲を聴くというのが近道ということですね。

町田:はい、ぜひ聴いてみてほしいですね。

――では最後にみなさんに向けてメッセージをお願いします。

町田:メロディアスなメロディーと1曲、1曲、心を込めて書いた歌詞という、そんな曲が7曲詰まった自信を持って聴いて頂ける作品になっているので、ぜひ聴いてもらいたいですね。

――ありがとうございました。

町田:ありがとうございました。

(text by takahashi)


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