音楽を聴いた瞬間、心の中で何かがはじけて一つに繋がる瞬間がある。
まるでそれまでこんがらがっていたものが一瞬のうちに解けて一本の線になるような。 そう、彼らのサウンドはそんな衝撃と高揚感を持って目の前に登場したのだ。 9月9日に「Slow Down」でデビューした3人組のロックバンド、Prague(プラハ)。 まず耳に飛び込んでくるのは広がりを持ったギターサウンドとヴォーカルの鈴木雄太の歌声。 そしてサウンドを根底から支えるタイトなドラムを繰り出す伊東賢佑とグルーヴィーなベースを奏でる金野倫仁によって繰り出されるポテンシャルの高いサウンドは、スリーピース・バンドとは思えない鮮やかな色彩感を感じさせてくれる。 今回のデビューシングルとなる「Slow Down」、踊り出してしまいたくなるようなグルーヴ感の中にも、誰しもがふとした瞬間に感じるようなメッセージ性を持ったナンバー。 まだ発売日等は決定していないが彼らの新曲「Light Infection」がテレビ東京系アニメ「銀魂」の10月からの新オープニングテーマに決定したという。 そしてサウンドのみならず、おまけにルックスまで良いと来たもんだ。 Prague
official website
http://www.praguemusic.jp/ ◆プロフィール◆
鈴木雄太(Vo,G)Yuta Suzuki
〔1986/4/20 type B〕 金野倫仁(Ba)Tsuguhito Konno 〔1986/5/27 type O〕 伊東賢佑(Dr)Kensuke Ito 〔1986/11/20 type B〕 関東出身のスリーピースバンド。同じ高校で三年間同じクラス、軽音楽部、プライベートも一緒にいた腐れ縁のギター/ボーカルの鈴木雄太とドラムス伊東賢佑の二人が、同じ音楽専門学校に進み、2006年に金野倫仁と出会って結成。自主制作盤を2枚出したところでソニー・ミュージックの目にとまる。2009年9月9日(水)シングル「Slow Down」でキューンレコードよりメジャーデビュー。 |
DISC 01 >> Prague
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Q1.それぞれ自己紹介をお願いします。
A1.Gt.&Vo.鈴木雄太です。Bass金野倫仁です。Dr.伊東賢祐です。
Q2.9月9日にシングル「Slow Down」でデビューを飾るPragueのみなさんですが、デビューを目前に控えて今はどんなお気持ちですか?
A2.武者震いしてます。やっとスタート地点に立ったので、わくわくドキドキしてます。(伊東賢祐)
Q3.デビューシングル「Slow Down」はどのような作品に仕上がりましたか?
A3.「これがPragueです」と言える様な、自己紹介も含めたシングルになっています。(金野倫仁)
Q4.「Slow Down」はどのようなコンセプトで作られましたか?
A4.当時はすごく斬新だと思って作りました。コンセプトは只々単純に「踊れるロック」です。(伊東賢祐)
Q5.この作品で一番伝えたかった想いはどんなことですか?
A5.曲としてなんですが、今までに無い刺激を与えたいとは思いました。当たり前にある今の音楽の中で、何コレ??っていう感覚は持ってもらいたいですね。
(鈴木雄太)
Q6.カップリング曲の「影踏み」はどのような楽曲に仕上がりましたか?
A6.途切れる事の無いリズムが、胸と腰を揺さぶる曲で、「Slow Down」と併せて聴くとさらにPragueが良く分かります。(金野倫仁)
Q7.演奏やサウンド面ではどのような点に重点を置いて制作しましたか?
A7.どの曲でもそうなんですが、3人のアンサンブルにおいて、コンビネーションはやっぱりすごい意識してます。グルーブは大切にしているので、それに支障がでないように曲は作っています。(鈴木雄太)
Q8.作品を作る上でいつも心掛けていることはどんなことですか?
A8.根本は踊れるかどうか。といっても、漠然としてますが、縦ラインと各楽器の音の住み分け、雄太のメロラインは絶対ですね。あとは個人個人がどう楽しんでやるかだと思います。(伊東賢祐)
Q9.他のバンドにはないPragueだけの強みはどんなところだと思いますか?
A9.酒が無くても言いたいことを言って話し合えるところです。(金野倫仁)
Q10.音楽以外でハマっているものを1つ教えて下さい。
A10.最近になって気付いたんですけど、俺は飛行機が好きだなぁって思って。考えてみたら戦闘機映画とか、ゲームとかやってて、これから色々掘ってみようと思います。(鈴木雄太)
Q11.自分達の作品以外でお勧めのアルバムを1枚紹介して下さい。
A11.「URBAN HYMNS」/the
verve(伊東賢祐)
自分が一番最初に聴いた洋楽のアルバムで、当時はよく分からないまま聴いてました。今このアルバムというか、the verveから何かしらのエッセンスがきてるのかどうかは分からないけど、どっかで出てるんだと思います。
Q12.メンバーのみなさんにとって一番、大切なものは何ですか?
A12.バランス感覚です。音楽も人間も「3」で割れる様にいたい。(金野倫仁)
Q13.今後はどんな作品を作って行きたいですか?
A13.流行りな感じはなるべく避けていきたいと思ってます。なおかつ、リスナーに受け入れられるような楽曲は提供していきたいので、懐にもぐったところ、気持ちのいいジャブをいれていきたいです。(鈴木雄太)
Q14.バンドとして叶えたい夢を教えて下さい。
A14.そうですね。。。夢なら、いつか自分らのLIVEを客席から見たいかな。叶わないと思うけど。(伊東賢祐)
Q15.最後にみなさんに向けてメッセージをお願いします。
A15.Pragueの音楽で、あなたの音楽史の中の引き出しを一つ増やせたら最高です。
(text by takahashi)