彼女の歌声を待ち望んでいたという人もたくさんいることだろう。12月6日にMy Little Loverの待望のニューアルバムがリリースされる。
何かに急かされたりではなく、ごくごく自然に「再び歌いたい」と思えたことが、「今回、マイ・リトル・ラバー再始動のキッカケでした」と語るakkoさん。 久しぶりのシングル「り・ぼん」は、そんな彼女の迷いの無さをそのまま音にしたみたいなストレートなポップ・チューンだ。この曲で聞かれる、どこまでも自由に弾む歌声は、彼女にしか表現出来ないもの…。 「"僕も作家のひとりとして協力するよ"と言ってくれたんですけど、新たに始める最初のアルバムに関しては、なるべく頼らないで頑張ることにしたんです」 様々なコンポーザーに依頼して出来上がってきた曲を、彼女自ら選び、全体を見渡しながら、歌詞を書いていく…。 「徐々に曲が増えるなかで、"もっとこういうメロディのものが…"みたいなことはありましたけど、レコーディングはとても順調でした。やり始めた最初の曲で勢いがついたのも良かった。自分の中にあるPOPで在りたいという気持ちや、今の時代に対する想いは吐き出すことが出来たと思ってます」 そして今回は、ボーカルだけじゃなく、サウンドへのこだわりも大きかったそうだ。 「気になるところがあると、午前中、2時間だけスタジオに行ったりもして…。専門用語は解らないですけど、マニュピレーターの方に協力してもらって一緒に音を探したり、マスタリングの直前、ギリギリのところでアレンジの細かいところ直したくなったりとか、そんなこともありました。 タイトルはズバリ、『akko』。 彼女自身がアルバムに息づいてるということだろうか。 「確かに、私のなかにある様々なキャラクターが詰まったアルバムだとは思いますね。でも毎回思うのは、"最後までいかに飽きさせずに聴かせるか"なんです。その点では、バラエティのあるものに仕上がったんじゃないですかね」 ヴォーカリストとしても新たな可能性を感じさせる今回のニューアルバム。My Little Loverの歌声と共に過ごす日々はきっと素敵な日常を感じさせてくれるはず。 ◆プロフィール◆ akko(Vo)
Date of Birth:1.10 Blood Type:AB 小林武史 (Key) サザンオールスターズ、Mr.Children等のプロデュースを手掛ける小林武史が自らのソングライティングを展開する場を意図し、ヴォーカルにakkoを起用してユニットを結成。 そして、'95年にシングル「Man&Woman/My Painting」でデビュー。 3rd Single「Hello,Again〜昔からある場所〜」、1st Album「evergreen」がミリオンセールスを記録し、以後、現在に至るまでその音楽性は絶大な信頼を獲得してきた。 '02年以降は、さらに音楽性の幅を広げ、アコースティックな側面とデジタル・プログラミングの「融合」と「二面性」を現在形のポップスとして進化させている。 そして2006年、エイベックスに新たな活動の場を移し、シンガーakkoの新たな可能性を広げるべくソロプロジェクトとして、ポップシーンにおけるMy Little Loverの新たな扉への挑戦は続いていく。 |
★My Little Lover アルバムコメント★
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