ステージの上で繰り広げられる至高のライブ・パフォーマンス。会場を包み込むオーディエンスの熱狂と歓声。
キャリアに裏打ちされた実力と才能を持つ者だけが辿り着ける到達点。あの日のライブにはそんな瞬間がいくつも存在した。 そう、あの夜は特別な一夜だったのだ。 2006年1月から約3ヶ月の長きに渡った全国ツアー「星の下 路の上」、そのツアー・ファイナルを飾る2006年4月2日に行われた東京国際フォーラムAでのライブの模様が、11月22日、3時間10分ノーカット完全収録のライブDVDとして甦る。 今回のライブは佐野元春デビュー25周年、そして盟友THE HOBOKING BANDの結成10周年という記念すべきツアーに相応しく、発表されてから年月を経てもなお色褪せることなく輝き続ける元春クラシックス達、そして佐野元春の作品を聴いて育って来たジェネレーションによって息吹を吹き込まれた新曲と、まさに見応え充分の内容となっている。 そして12月6日には86年発表の名盤「カフェ・ボヘミア」リリース20周年を記念して、「The Essential Cafe Bohemia」のリリースが予定されている。 佐野元春のライブがいかに素晴らしいかを語るなんて、実はとっても野暮なことなのだ。 ◆プロフィール◆ 1956年東京生まれ。1980年「アンジェリーナ」でレコード・デビュー。邦楽の価値観を一変させた伝説的アーティスト。
「サムデイ」、「ガラスのジェネレーション」、「約束の橋」など、ヒット多数。 1992年、アルバム「スイート16」で、日本レコード大賞アルバム部門を受賞。 活動は音楽だけにとどまらず、DJ、雑誌編集など多岐に及び、広い世代に渡って影響力が大きい。 2004年春、新レーベル「Daisy Music」を設立、4年半ぶりとなる新作オリジナル・アルバム「THE SUN」を7月21にリリース。 2006年1月から始まった結成10周年を迎えた盟友THE HOBO KING BANDとのコンサートツアー 2006「星の下 路の上」は2006年4月2日東京国際フォーラムでの最終公演にて大成功のうちに幕を閉じた。 アーティストWEB
1995年発足。アーティストWEBの理想型を実現。コンテンツの充実は国内随一。ファンだけでなく業界関係者にも注目されている。 【関連URL】--->http://www.moto.co.jp/ |
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Q2.11月22日にこの最終日のライブの模様が収められたDVD 、『佐野元春
AND THE HOBOKING BAND TOUR 2006「星の下 路の上」』がリリースされますが、今回のライブDVDはどのような作品に仕上がりましたか?
A2.僕はいつもファンに最高のものをプレゼントしたいと思っています。最高のバンド、最高のカメラクルーによる最高のライブDVDです。
Q3.今回のDVDの見所としてノーカット完全収録であるという点が上げられると思いますが、今回の作品をノーカットでリリースしようと思ったのはどういうところからなのですか?
A3.いろいろな理由でコンサートに来たくても来れない人や、ライブを見た事のない人に、僕のライブコンサートの様子を感じてもらいたかった。
Q4.ライブDVDの初回盤の方はライブ音源のCD付きとなっていますが、こちらはどのような内容となっていますか?
A4.僕のファンの中でもライブ音源をiPodなどのガジェットで楽しみたいという人が増えてきているので、ダイジェスト版のライブCDを付属しました。これはこれで楽しんでもらえると思います。
Q5.DVDの中で佐野さんが個人的にお気に入りのシーンを1つだけ教えて頂けますか?
A5.大事なところでキメをはずした僕らバンドが、どうにかうまく取り繕って何事もなかったかのようなフリをしているところ。
Q6.12月6日には20周年記念特別編集盤である「The Essential
Cafe Bohemia」がリリースされますが、こちらでは「虹を追いかけて」の再レコーディングバージョンが収録されるとのことですが、20年の歳月を経た「虹を追いかけて」はどのようなサウンドに仕上がりましたか?
A6.僕の好きなアル・グリーン、ハイ・サウンドのマナーにのっとった編曲で仕上げました。どの世代にも親しんで聞いてもらえる歌だと思います。ぜひ聞いてみてください。
Q7.佐野さんにとってライブとはどんなものですか?
A7.生活の糧。
Q8.最近のフェイヴァリット・アルバムを1枚紹介して頂けますか?
A8.ベン・ハーパー「Both sides of the gun」
Q9.2006年も残り少なくなって来ましたが、佐野さんにとって2007年はどのような年になりそうですか?
A9.新作アルバムをリリース、そのプロモーショナル・ツアーも予定しています。僕の経験をそれを必要としている人に伝えていく活動もしたいと思っています。
Q10.最後にツアーに参加してくれたリスナーに、そしてこれからライブDVDを手にしようとしているリスナーに向けてメッセージをお願いします。
A10.僕を見つけてくれてありがとう。進化していく僕の音楽に期待していてください。また会える日を楽しみにしています。
(Text By Takahashi)