メジャーデビュー作にして女性アーティストとして全国FMパワープレイ史上最多の36局獲得! そんな破格の記録の樹立と共に坂詰美紗子が遂にメジャーデビューです! Crystal Kayの「恋におちたら」やBoAの「LONG TIME NO SEE」など、数々のアーティスト達に楽曲を提供して来た坂詰美紗子。彼女自身のデビュー作となるミニ・アルバム「恋の誕生日」が5月21日にリリースされました。 トレードマークの赤のウーリッツアーピアノを颯爽と弾きこなしながら、本格的なR&Bサウンドに乗せて恋の歌をソウルフルに歌い上げる。そんな姿がカッコ良くもあり、見事にハマってるのです。 かつて“OLの教祖”と呼ばれる数々の女性シンガー・ソングライター達がミュージックシーンに登場し、女性達に支持されて来ましたが、坂詰美紗子の楽曲達はそんなアーティスト達をは一線を画す、全く新しい存在感を感じさせます。リアルなシチュエーションと感情描写、等身大の女性の気持ちを代弁するような歌詞はまさに秀悦の一言。「これはまさに私の曲・・・」なんていう1曲と出逢ってしまうかもしれませんよ。 坂詰美紗子の作り出す楽曲達は気さくな女友達のようにあなたを勇気づけてくれる存在になってくれるはず。そして「恋の誕生日」は世の女子達のみならず男子達にとっても恋の聖書(バイブル)となるでしょう。 歌詞良し!歌良し!楽曲良し! 言葉にするのがもどかしくなっちゃうくらい良い作品です。 坂詰美紗子
Official Site
http://misako-sakazume.syncl.jp/ ◆プロフィール◆ 坂詰美紗子(サカヅメミサコ)
生年月日:1984年5月27日 (24歳) 幼少のころから知らず知らずのうちに作詞作曲をはじめ、高校生のころからライブ・イベント出演などのアーティスト活動を始める。2005年、TVドラマの主題歌で話題にもなったCrystal Kayの新曲を決めるにあたり、何百本ものデモテープの中から、なんと初めての提出作品となる若干19歳の坂詰美紗子の楽曲が選出される。 結果、新しいCrystal Kayを引き出す事に成功し、「恋におちたら」はシングルでCrystal Kay自己最高位となるオリコンチャート2位のセールスを記録。彼女の抜群のメロディーセンスで生み出された楽曲は、次々とディレクターの耳に止まり、K「Bye my friends」、BoA「LONG TIME NO SEE」、Crystal Kay「涙があふれても」などの楽曲を提供している。そして2007年2月 アルバム「Soul Dishes」で念願のアーティストデビューを果たす。リード曲「かまって」は全国FMオンエアチャートのインディーズ部門で堂々2位にランクインするなど、日本各地で坂詰美紗子フリークを作っていく。 その後、メジャーレコードメーカー争奪戦の末、2008年5月21日にrhythm zoneよりミニアルバム「恋の誕生日」にてメジャーデビュー。楽曲のクオリティの高さを裏付けるように、リード曲「恋の誕生日」は女性ソロアーティストとしては史上最高の全国FMラジオ局パワープレイ数を獲得(36局)! |
「恋の誕生日」の試聴、及び「セルフライナーノーツ」は商品詳細で! 恋の誕生日PV 到着!
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――まず最初にミュージシャンになったきっかけをお伺いしようかと思うんですけれど、幼い頃から知らず知らずのうちに作曲を始めていたということなんですよね?自分の中で音楽家になろうかなと思ったのはいつ頃からだったんですか?
坂詰:ずっと小学校の頃から音楽関係の仕事に就きたいと思っていたんです。
幼稚園の頃からピアノを習い始めていて、その頃から作曲もし始めたんですけれども、窮屈な感じがしてあんまり型にはまった音楽をやるのはあんまり好きじゃなかったんですね。
それで作曲して即興で弾いたり、テレビで流れたコマーシャルとかドラマの主題歌とかを耳コピして弾いたり、そんなふうにピアノと遊んでる時間がすごく好きで、そんなところから鍵盤との絡みが始まって行ったんですけれども。
小学校ぐらいになると卒業文集とかアルバムみたいなものに、“将来の夢は”って書いてあるじゃないですか、そこの欄にはすごい大人ぶって“音楽関係”って書いてたんです(笑)。
――(笑)。
坂詰:すごい大きく括ったみたいな(笑)、私の中ではピアノの先生にもなりたいし、歌手にもなりたいし、作曲家にもなってみたい、子供っていろいろとお花屋さんにもなりたいし、お嫁さんにもなりたいみたいな。
それで私の中ではどれもなりたいものは音楽のものだったから、“音楽関係”って書いてあったんですけど、今読むと随分マセてるなぁと思って(笑)。
――大人っぽいですよね、ちょっと上から目線な感じが可愛いというか(笑)。
坂詰:なんかムカつきますよね(笑)、そんな感じで高校に入った頃から、自分でピアノを弾きながら歌うっていうのがすごく好きで、アーティストになりたいと思っていてライブ活動なんかもたくさんしてたんですね。その頃テレビの中ではオーディション番組が盛んにやってたんですよ。
みんなカバー曲なんかを歌って行く中で、やっぱり私は趣味が作曲だったりするので、せっかくだからオリジナル楽曲をたくさん持って行って、自分をアピールして行きたいなと思ったんです。
それでオジリナル楽曲を作るようになって、歌詞なんかは学校のテストがあって、わからない問題もいっぱいあるクセに答案用紙と問題用紙を裏返しにして、問題用紙に歌詞をバーッと殴り書きで書いて、テスト終了!みたいな、テストの余った時間を歌詞を書いて楽しんでたりとか、そんなふうに歌詞を書いたりしていました。
それから高校を卒業してから音楽系の専門学校に行ったんですけれど、その時に私がいる事務所のボーカル・オーディションを受けたんです。
そのボーカル・オーディションを受けて、まずはアーティストとしての準備期間というか、デビューまでに期間があるので、その間は作家としてお仕事をしてみませんかということで、まず作曲家としてのお仕事でコンペに参加させてもらったんです。
Crystal Kayさんに提供した「恋におちたら」が初のコンペで通った曲になって、それでアーティストとして今に至るという感じなんです。
でも傍から見てみなさんは私が高校の頃ライブをやって来たこととか知らないと思うので、坂詰美紗子っていうのは作家として出たからアーティストになったんじゃないかと思われるんじゃないかと、ちょっとその辺が心配たったりしたんですね。
だからこそ自分でデビューする時は今まで楽曲提供をしてきた楽曲よりも自信が持てるもの、みんなに聴いてもらいたいものを自分自身で歌ってリリースしたいっていうのがあって、今回メジャーデビュー盤はそういった自信を持ってお届けできる作品になったんじゃないかなと思ってます。
――なるほど、聴かせて頂いて本当に大好きなアルバムになったんですよね。
坂詰:ありがとうございます!
――女の子がなにかあった時に聴きたいアルバムになるんじゃないかなって思うですよね。
坂詰:素敵です、その言葉!なにかあった時に聴きたい、そのとおりなんです。
――聴いていて、かつてOLさんの味方になるようなシンガーソングライターっていっぱいいたと思うんですけれども、坂詰さんの曲は共感出来て尚且つ聴いたら元気が出る感じがするんですよね。
今回このミニ・アルバムの中でサウンド面などでこだわった部分などはありましたか?
坂詰:私はソウル・ミュージックが好きで、もともと父親が音楽好きでいろんな曲を聴いて来たんですね。
フュージョンだったら、スタッフ、T-SQUARE、ソウル・ミュージックだったら、ダニー・ハサウェイ、ロバータ・フラッグ、ダイアナ・ロスとか、あとはピアノをやって来たのでもちろんクラシックも聴いてましたし、あと「おかあさんといっしょ」みたいな教育テレビ系のカセットテープもズラッとあったりとか、その音楽を聴いて来た中でやっぱり一番自分の体の中に馴染んだのはソウル・ミュージックとかブラック・ミュージックだったんです。
今回のアルバムでもやはり坂詰美紗子のルーツということで、ソウル・ミュージックテイストが出たアルバムを作りたいと思っていたんですね。
しかしソウル・ミュージックが好きだからといって、偏ったアルバムを作りたくなかったんです。
例えば偏ったアルバムを作ってしまえば、そのアルバムのライブをやった時に例えばダボダボのズボンを履いた男の子に黒い日焼けした女の子、B-GIRLとB-BOYだけしか集まらないライブみたいな、私はそういうのではなくて、時にはファミリーも来てくれて、それから仕事帰りのOLさんが「ちょっと今日は坂詰美紗子のライブだから早く帰ります!」みたいな、そういう人も来てくれたりとか、彼氏と彼女で例えば記念日にデートでなにかちょっとライブでも行こうよって、坂詰美紗子のライブに来てくれたりとか、本当にいろんな人が来れるようなライブにしたかったんですよ。
だからCDもいろんな人が聴きやすいようなものにしたいなと思って、偏ったものは作らずに例えば60年代のソウルをテイストとして入れるけれども、今どきのR&B、POPSの要素を上手くブレンドして聴きやすくしたものをアルバムの中に詰めて行きたいなと思って、そこはかなり意識して曲作りをして来ました。
――クオリティが高いんだけれども聴きやすい、あんまりR&B色を強くすると敷居が高くなってしまったりするじゃないですか、そこが世界観とかで聴きやすくなってるのかなっていう気がしましたね。
今回は1曲目のタイトル作である「恋の誕生日」というのはキーになるかなと思うんですけれども、この曲っていうのはどんなふうに出来上がったんですか?
坂詰:私は基本的に毎日、曲を作っているんです。
それで例えば今日はマイナー・バラード、明日はアップで4つ打ちとか、そういうふうに自分の中にノルマを決めて毎日書いてるわけなんですけれども、そんなある日、今日はなんかちょっと前向きな恋の曲でも書こうかなと思って書いてて出来た曲がこの曲なんです。
私はメロディーを書くと同時に歌詞も同時にメロディーにあった歌詞を付けて行くんですけれども、付けて行くというか、そのメロディーに合った歌詞が出て来るというか・・・。
――それは意図して例えばこういう内容の歌にしようっという感じではなく、自然になんですか?
坂詰:そうですね・・・、テーマとしては例えば今日は前向きな恋愛の曲、恋しちゃった感じの曲でも書こうかなって思ったら、それっぽいメロディーってやっぱりあるわけですよ。
じゃあ、例えば“空に”っていう歌詞だったら、自分の歌詞とメロディーを一致させて行く、一致しちゃうというか、そういうのがあって私は同時進行で進めてるんですけれども。
――そうなんですね、それは意外でしたね。コンセプトをキッチリ立ててるのかなと思ってたんですよ。
坂詰:大まかなものは決めてますけれども、書く時に今日は何かこうかなーとか考えてて、パッと自分の見た横にカップがあったとするじゃないですか、カップを見てて、じゃあ、カップをアイテムにしようかなって、カップルが別れちゃって・・・、アイテムから想像して行くわけですよ。
1組のカップルが別れちゃって、ケンカ別れして彼がドアを出て行って、お揃いのコーヒーカップが2つ並んでて、コーヒーはまだ温かいけど、彼の気持ちはもう冷たく冷めちゃったみたいな、そういうアイテムから膨らませて行ったりしてテーマとか内容を決めたりしてますかね。
――今のそのお話を伺っただけでもドラマが見えて来ますね。彼が出て行ってションボリとカップを見ているみたいな。
坂詰:そうですね。その時に女の子があぁ・・・行っちゃった・・・みたいな(笑)。
なんかそういうのを想像しながら書いてますね。
――すごいですねー、そういう曲もこれからまた聴けそうな気がしましたね。この「恋の誕生日」という曲はタイトルもすごくキャッチーですよね。
坂詰:ありがとうございます。恋心が生まれて、「恋の誕生日」という、まんまですが(笑)。
――上手い!みたいな(笑)。
坂詰:私はパソコンで歌詞を書くんですけど、これも行き着くまでに、うーん、恋の何かないかな、恋の・・・、あっ、誕生日!みたいな感じで、「恋の誕生日」っていうふうに出来たんです。
――アルバムのタイトルにもすごく良いですよね。そしてアルバムの中でもこれはっ!と思ったのは4曲目の「可愛くなくても譲れない 〜其の2〜友達の紹介編」です。これは神曲ですよね、其の1も思わず聴いてしまいましたよ(笑)。
坂詰:気持ち的には続編、あとインディーズの時にも応援してくれていたファンの方もいますので、そういった方にメジャー・デビューした坂詰美紗子のアルバム盤の中でも「はっ!この曲、其の2じゃない?」みたいな、そういうふうにちょっと興奮して貰えたら嬉しいなと思って。
――これは回りの女子もこういうことをよく言っていますよね。
坂詰:大体そうですよね。男性に直接は言わないけれども、女性同士の話の中では「彼、髪型がね、ちょっといっつもワックス固まってるのが付いてるの」とか、そういう小さなことを女性同士は話したりするじゃないですか、そういう些細なことを歌詞にして行きたいなと思ってて、それが今回の「可愛くなくても譲れない」みたいに、コミカルな内容でも、他にもうちょっとリアルな感じの表現でも、坂詰美紗子なりに細かく表現して行けたら面白いかなと思っているんですよね。
――これは出来たら其の3とか4とかも作ってくれたら良いなぁと思いますね。
坂詰:マンガみたいな(笑)。
――つづく、みたいな、この女の子の未来はどっちだ!?みたいな感じで(笑)、歌の中の情景とか、登場人物の感じとかがすごくリアルなんですよね。其の1も本当に期待以上でしたね。
坂詰:1の外れた合コンのお詫びに友達が紹介してくれるっていうストーリーなので、流れ的にも其の2らしい流れですね。
――これはサウンド的も元気な感じなのでライブでも盛り上がるんだろうなって思いますね。
坂詰:盛り上がりますね。そしてこの曲をライブでやると必ずファンの人は心配してくれます(笑)。
というのは、私はMCでいつも「私、モテない女の子代表なんです。それでも背が高くて、顔は美形で・・・そういう人が良いんです、ワンー!ツー!」ってカウントで入る感じなんですね。
なので、インディーズの頃にサイン会とかをすると、ファンの方が「坂詰さん、大丈夫ですから!頑張って下さい!」って可愛くない女の子としてファンの人から励ましてもらって、よく占いの本とかも貰ったりしてました(笑)。
――そ、それはー(笑)。
坂詰:だから今回Part2を収録させてもらったので、今後のライブでPart2を歌う機会もたくさんあると思うんですよ。だからここはPart2ということで、美顔器とか貰えちゃったりするのかなと思って(笑)。
――美顔器希望です!みたいな(笑)。
坂詰:(笑)、あんまりそう言っちゃうと、ちょっとアレなんであんまり言えないんですけど(笑)。
――自分は可愛くなくても条件が高いのは女子は当たり前だと思うですよね。これは女子の神曲ですよ!
坂詰:ホントですか、ありがとうございます。
――これはホントにすごいカラオケで歌いたいですよね。
坂詰:ぜひライブで歌いますので、盛り上がりに来て下さい。
――はい、ぜひぜひ。あと7曲目の「幸せの待ち合わせ場所」についてお伺いしたいと思うんですけれども、このミニ・アルバムは他の曲は恋愛がテーマの曲なんですが、この曲は夢とか生きて行く感じの曲だなと思うんですよね。こちらはどうしてこの曲を作られたのか教えて頂きたいんですけれども。
坂詰:作っている中でちょっと懐かしいノリのメロディーだなと思ってて、だから懐かしい感じの歌詞が良いなぁ・・・、懐かしい恋愛というか、過ぎた恋愛を懐かしむというか、そういうテーマでも良いけれども、でももうちょっと違う、何かないかなと思った時に、昔の自分とか今まで書いたことなかった恋愛以外のテーマにしたいなと思っていて、恋愛もみんなに共通するものだけれども、夢っていうのもやっぱりみんなに共通するものだと思ったんですよ。
私自身がアーティストになりたいっていう夢を持っていて、高3の時は回りのみんなが大学進学とかどんどん進路を決めて行く中で、アーティストになりたいなんて言っているのは私ぐらいだったんです。
回りには所詮ムリだよとか思われてるんだろうなとか、でもそれでもやっぱりなりたいとか、そういう気持ちの葛藤とかがあったりして。
だからその頃の私の気持ちを思い出して、私みたいな人が他にいるんじゃないかと。
もちろん私みたいな変わった夢じゃなくても、普通に夢を持ってる人に対して、応援ソング的なものが作れたらなと思って、それで幼い頃の自分の話を織り交ぜたりとかしてみた曲なんです。
――なるほど、それとお伺いしたかったことの中に坂詰さんの歌に恋愛のテーマの歌が多いのはどうしてなのかなということもあったんですよね。
坂詰:正直なところ、そんなに意味はないんですが、妄想して書くことがすごく好きなんですよ。
私、歌詞は全て実体験じゃなくて妄想して書いてるんですね。
短編小説を書くような気持ちで例えば曲を書く時も、何歳の主人公でこんな性格で、こんな生活をしてて、こんなクセを持っててとか考えながらストーリーを書いて行くのがすごく好きで、そうなって行くとやっぱり自然と恋愛の曲とかになって行くんですよね。
もしかしたらこれから先書いて行く中で恋愛というよりも例えば付き合ってる彼がいなくて、むしろその彼募集中の女の子が出て来るかもしれないですし、たまたま彼がいたりするだけであって、例えば彼氏欲しいよって言ってるばかりじゃ、やっぱりダメなのねみたいな、行動力が必要ね、でも行動力って何よみたいな曲が出来るかもしれないですし。
私自身も一人の女性であって、世の中にいろんな女の人って今回の私の「可愛くなくても譲れない」みたいに、ちょっとブチャイクだけれども譲れないものがあったりとか、「ツンデレ」っていう曲はタイトルのとおりツンデレ的な女性がいたり、それから「恋の誕生日」はすごい運命的な恋を見つけちゃったりとか、そんな様々な女性を描いているんですね。世の中のたくさんの女性はいろんな性格、いろんな状況の女性もいると思うんですよ。
だからそういった女性に「あっ、この曲は私!」みたいに当てはめながら聴いてもらえたら嬉しいなと思っていて、だからこれからも全然違う女性をたくさん書いて行きたいなと思っているんです。
――きっとこれから曲がどんどん増えて行く毎に「これは私の曲!」っていうリスナーが増えて行くんだろうなって気はしますね。
坂詰:そうですね。だから恋愛の曲を書こうと思って書いてるっていうよりかは、ある女性、女性A、女性Bみたいな、そういう感覚で書いてますね。
――なるほどー、ではこのアルバムは女性に聴いてもらいたいなぁという感じなんですか?
坂詰:うーん、そこはちょっと難しくて、サウンド的にもカッコいいものを取り入れたりとかもしてるし、ソウル・ミュージックは男性で好きな人もいると思うので、ぜひぜひ聴いてもらいたいなと思います。
あとは男性がわからない気持ちっていうのも割と書いてたりするので、「ファーストキス」っていう曲だったりとか、そういうちょっとドラマティックな曲も男性に聴いてもらいたいですね。
さっきのライブの話じゃないですけど、本当にたくさんの人に幅広く聴いてもらいたいなと思っています。
――これからたくさんの人に聴いてもらいたいですよね。では坂詰さん自身のお話もお伺いさせて頂こうと思うんですけれども、客観的に見て坂詰さんは自分自身をどんな人物だと思いますか?
坂詰:私、結構、扱いが難しいと思うんですよね。
――(笑)。
坂詰:友達によく言われるのは喋っててコロコロ話題を変えるって、だからすごい自己中なんだと思うんですよ。
行動的に「私、今日、ハンバーグじゃないと絶対家出ない!」とかそういう感じじゃなくて、なんかもう気づかないというか、ホントよく言われるのが「美紗子はホントに知らない間に会話が変わる」って、
――あっ、この話をしてたと思ったら・・・。
坂詰:「っていうか、ホント新しい消しゴム欲しいんだよね」みたいな(笑)、そういう全然違う話を持ってくるって言われて。
だから男性も女友達も付いて行くの大変なんじゃないかって(笑)。
――(笑)。
坂詰:だからもう私を「あー、ハイハイハイ」って言えるような人じゃないとムリなんじゃないかなと思って。
――でも自分の中できっと関連性があって喋ってるわけですよね。
坂詰:わかんないです(笑)。結構言われてたので最近は気をつけるようにはしてるんですよ(笑)。
――興味深いですよ(笑)。
坂詰:あとは家で一人で過ごすのが好きです。
趣味は作る系のものが多くて、曲作りも仕事ですけど大好きですし、あとは手芸も趣味でミシンとかもずっとやっていて、あとはお菓子作りも好きですし、最近は料理でパスタもソースから作るんですよ。
――何でしょう、素敵女子じゃないですか!
坂詰:でも私、ホント運動神経悪いし、小さい頃から外で遊んでこなかったから、家で楽しむことばっかりやって来て、だから友達に誘われても意外と出不精だったりとかしますね。買い物も全部通販みたいな。
――あ、それって何かわかります!
坂詰:結構楽しんですよ。あと犬を飼ったりもしてるので。
――あぁー、じゃあ・・・。
坂詰:もう可愛くて可愛くてしょうがないです。
――じゃあ、なかなか出れないですね。何か通じ合えるものを感じましたね。
坂詰:ホントですか、じゃあ、たぶんそれが私なんだと思います(笑)。
――なるほど(笑)、ではそれでは自分以外の作品でお薦めのアルバムを1枚紹介して頂けますか?
坂詰:そうですね。じゃあ、やっぱり私の尊敬するダニー・ハサウェイの「Live」ですかね。
私、ウーリッツアーというヴィンテージの鍵盤楽器を使っているですけれども、ダニーの「Live」というアルバムでも、中にはピアノの曲も入ってますけど、ウーリッツアーをほとんど使っていて、あのアルバムで影響されたと言っても過言ではないので。
――ではダニー・ハサウェイの「Live」ということで。
坂詰:はい、他にも良い盤もあるんですけど、「Live」も名盤なので。
――今後、音楽を通してどんなことを伝えて行きたいなと思いますか?
坂詰:日常の中での些細な大切なこととか、面白いことがこんなふうにあるんだよとか、そういうことをさりげなく歌詞に入れて行って、女性の方には特に共感して貰えたら嬉しいなと思いますね。
あとはライブをたくさんやって、自分の曲がどんな人が聴いてくれてるのかっていうのも、やっぱりライブで初めて知ることが出来ますし、初めて近くに感じれる時間なので、そういったものも大切して行きたいなって思ってます。
――はい、では坂詰さんにとって音楽とは?
坂詰:そうですねー、もうごはんを食べるようなものと一緒なのでね。曲も毎日作ってるし・・・生活の一部ですかね。
――呼吸をするように曲を作ってるんですかね。
坂詰:そうです、もうそういうすごく自然な感じですね、歌うこともそうですし。坂詰美紗子にとって歌とは坂詰美紗子自身ということで。
――納得っていう感じがしますね。では最後にみなさんに向けてメッセージをお願いします。
坂詰:今後、5月21日にリリースに前後でインストアイベントなどもたくさんやって行く予定です。
CDに収め切れなかった坂詰美紗子のソウルをライブでお伝え出来たらと思ってますので、ぜひぜひ私のソウルを感じにライブに来て下さい。そしてライブにお越しの際は仲良くしてやって下さい(笑)。
――ありがとうございました。
坂詰:ありがとうございました。
(text by takahashi)