左から 福島一朗 窪田準一 保利昭宏 原俊平 原石の輝きを感じさせるバンドがまた一つ誕生した。 彼らの名前はmaster*piece。 昨年11月にミニアルバム「master piece」でデビューしたばかりのニューカマーだ。 メンバーは窪田隼一(Vo,G)、原俊平(G,Cho)、福島一郎(Ba,Cho)、保利昭宏(Dr,Cho)の4人組。 3月から4月にかけて初の全国ツアーを敢行して来たという彼ら。 彼らの「master*piece」というバンド名は「常に最高傑作を作っていくぞ!」という意識を持って活動するする目標から、(master
piece=傑作)と名づけられたのだそうだ。 新たな時代の扉を予感させてくれるmaster*pieceのサウンド。
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――まず最初にそれぞれ自己紹介をお願いします。
窪田:はい、master*pieceボーカルの窪田隼一といいます。よろしくお願いします。
原:ギターの原俊平です。よろしくお願いします。
福島:ベースの福島一郎です。よろしくお願いします。
保利:ドラムの保利昭宏です。よろしくお願いします。
――バンド名の由来を教えて頂けますか?
窪田:これは高校の時に英語の授業でこの単語を習ったんですけれども、その時は何も気に留めてなくて、ただ単に名曲とか傑作って意味っていうふうにノートに書いてたんです。
それでバンド名を何にしようかと、いろいろバンド名が変わってたんですけど、実際、最終的に何がやりたいのかなって思った時に、人の心に響く名曲を作って行きたいよねって話をして、じゃあって思ってそこでひらめいたのが、その「master
piece」っていう言葉だったんですね。
だから名曲を作って行く集団でありたいって意味を込めて「master*piece」っていう名前を付けました。
――アスタリスク(*)が真ん中に入ってますよね。
窪田:そこは結構、区別するところで。(笑)
――ちょっとオシャレな感じで。(笑)
窪田:はい。(笑)
原:見映え的にも。
保利:オシャレ系で。(笑)
――あれ可愛いですよね。
全員:ありがとうございます。
――それでは自分以外のメンバーの印象を一言で教えて頂けますか?
窪田:原はちゃんと回りの空気を読めるヤツですね。何だかんだでちゃんと人の気持ちをわかろうとするタイプだと思います。福島は結構4人の中でも独特なキャラで、あまり世の中のそういう流行りものとかに良い意味で流されてないヤツかなって。master*pieceのバランスを取ってくれてる存在ですね。保利はしっかりしているというか、バンドと言っても約束事とかが結構あるんですけど、そういうことをきちっと守るタイプで、リーダーである所以じゃないかなと思います。
原:はい、じゃあ、ホリ君から行きますか。
保利:俺かい。(笑)
(一同笑)
原:ホリ君とはリーダーで回りからすごい信頼されているし、頼りになるナイスガイっていうセリフが一番合うんじゃないかなってことですね。ホントにしっかりしていつも怒られてます。
保利:(笑)
原:福島くんはバンド内の癒し系ですね。すごくマイペースなもんで、話してても独特の雰囲気を持ってていつでもここに帰って来れるみたいな存在ですね。窪田君はおそらくかなり優しい人間で、ホントに回りに気をすごく使うんですよ、誰に対しても。そういうとこからいろんな歌詞の世界観が出てくるのかなとか思いますね。
福島:原君はやっぱり・・・そうですね。(笑)
原:何も言ってないじゃん。(笑)
(一同笑)
福島:良い意味ですごい勢いのある感じがして何事にも先陣を切って行く様な感じがします。その勢いが良いなっていうのがありますね。で、ボーカルの窪ちんは確かに優しいと思うんですよ、基本的に結構いろんなところに気を配ったり、興味を持ったりしている人だなって思いますね。ドラムの保利ですけども、やっぱりリーダーと言ってるだけあって。
保利:何で俺だけ呼び捨てなんだ。(笑)
福島:いやいやいや。(笑)
(一同笑)
福島:リーダーと言ってるだけあってやっぱりすごいしっかりしてて、僕らの気づかないとことかに気づいてくれたり、まとめ役としてしっかりやってくれてると思います。
保利:えーと、じゃあ、まんまんから。まんまんはやっぱり独特な雰囲気を持った人ですね。なんか独特な雰囲気を持ってて、ちょっと人と壁を作りやすいタイプなんですけど、でもいざ面と向かっていろいろ話してみると全然そういうことはなくて、だから何か面白いヤツだなって思いますね(笑)。窪田はいろんなところにアンテナを張りめぐらしてる感じがすごい普段から見受けられて、それにやっぱりみんな言うけど、すごい良い意味でポジティブな人間だなって思いますね。原はそうですね、このメンバーの中でもしかしたら一番いいかげんかもしれないですけど(笑)、でもやる時はちゃんとやる男なんで、ここ一番って時にやっぱり信頼を寄せてますね。そういう時にしっかりやるっていうのは何となくわかるんで。
――やる時はやる?
保利:そう、やる時はやる。でもなんかこう別にそこまで重要じゃないよって時はすごい面白い事をしてくれる人です。(笑)
――それでは次の質問ですが、master*pieceは自分達から見てどんなバンドだと思いますか?
原:すごくメロディを大事にして、かつダイナミックスに伝えるっていうライブバンドですね。
窪田:master*pieceは同級生とか学生時代の後輩とかで結成したんですけど、別に自分達だけじゃなくても良い曲、良い詞を書く人はいっぱいるじゃないですか、でもその自分達にしか出来ない音楽をやりたいっていうふうに思っていて。
僕らは結構プライベートとかでも遊んだりとかするんですけど、学生時代からも友達として交流があった仲間なんで、学生時代の思い出とかも一緒に共有出来てるところもあるし、プライベートで遊んでる思いとかも持ってる4人組なんですよね。
そういうところでmaster*pieceにしかない思いっていうのが、絶対あると思うんです。 そこは他のバンドとも違うところだと思うし、そういう面でmaster*pieceらしいところがライブでも出てると思いますね。
――友達だから息が合うとか、言わなくてもわかるっていうのがあるんですよね。
窪田:そうですね、アイコンタクトとかしなくても、自然と重なっちゃったりとか。そういうところがmaster*pieceらしさでもあると思うんですよね。
福島:メロディはやっぱり僕らの売りというか、自信の持ってるところなんですけど、歌詞もCDとかライブで聴いててもすごいメロディが入って来たりすると思うんです。それからさっき窪田が言った友達同士とかそういうのもライブとか見てもらうと、「あー、なるほどな」って思ってもらえる思うんです。そこは自信を持ってやってます。
――確かに歌が自然というか、言葉がわかりやすいですよね。
福島:そうなんです。ライブでもちゃんとわかると思うので。
保利:みんなこう言われちゃうと、最後何言って良いんだろうなって感じになっちゃうんですけど。(笑)
(一同笑)
――不利ですよね。(笑)
保利:考えてる事はみんな一緒だなと思うんで、付け足すような事しか言えないんですけど、僕は後ろにいてライブとかやってるわけじゃないですか、3人が前にいて。そうするとやっぱり背中で何かわかるんですよね。今日はこういう感じなのかなとか、だんだん良い感じになってるのがわかったりとか、後は普段のリハからも感じるんですよね、何かを。そういうところがさっき窪田が言ったように友達だから、良い雰囲気がすごいライブにも出てるんじゃないかなとか思いますね。
――たぶん音楽としての友達とはまた別として、ずっと前から友達っていうところで強みはありますよね。
保利:うん、そうですね。
――お互いにもう信頼を築きあって始まってるということですよね。
保利:4人で1つみたいな、そういうところはあると思うんです。
――じゃあ、チームワークというか結束があるということですね。
窪田:そうですね。
保利:うん。
――11月に1st ミニアルバムがリリースされ、続いて今回リリースされた2nd ミニアルバム「ポルト- porte -」はどんな作品に仕上がりましたか?
窪田:とにかくデビューミニアルバムを超えるっていうことと、あと4人の個性をもうちょっと突出させたいなというのがあって、結果的に尖っているような4人が良い具合にバランス良く出て、みんなの個性が前作より出ているミニアルバムになっています。
――なるほど。
窪田:あと曲としてはもうちょっと自分達を飾らず、自分達の弱さであったりとか、そういうものをもっとさらけ出したいなというのがあって、さらけ出した結果、もっとポジティブになれるということを意識して作りましたね。
――曲は窪田さんが一人で作られてるんですよね。
窪田:はい。
――曲を作る時はどんなことを心掛けて作っているんですか?
窪田:うーん、作る時は何を心掛けているってわけではないんですけど、ただその時に例えば日常、生活をして来て、心が揺れた時とかそういう時に曲を書きたいなっていうふうに思うんですけど、その熱いものが冷めないうちに曲にしてしまうというのは心掛けていますね。
――結構サクサクと曲が出来るタイプですか?
窪田:サクサク作っちゃいますね、とにかく。考え考えやっても上手く出来ないんで、勢いも大切だと思うんですよ。ダーッと作って行って、で、もっとこの曲が生きるにはどういう構成にしたら良いんだろうとか、そういうものを後から見つめなおして行くっていう感じです。
――なるほど。それでは今後はどんな作品を作って行きたいなと思っていますか?
原:これからも根底にあるメロディと歌詞を大事にするっていうところは変えずに、どれだけ音質が変わってもそこだけは大事に行きたいなというのと、あと新しいものをどんどん取り入れて、あ、こういうのもあったんだって回りが思ってくれるようなことですね。
窪田:たぶんどんな音楽に影響を受けても、その根底にあるものは変わらないと思うんですよね、変えたくないって思いもあって。原が言うようにメロディであったり詞であったり、そういうものは良い意味で進化して行くと思うんですけど、例えば時代に流されるとかそういうことはせずに、どんな曲でも、あぁやっぱりmaster*pieceだね、でもすごく進化してるねっていうふうに言われるようなアルバムを作りたいと思っていて、そういう上ではもうちょっと4人の個性をもっと出して行きたいと思ってるし、あと第一に聴いてくれた人がライブに行きたいなと思ってくれるような曲を作って行きたいですね。
福島:やっぱり根底にあるのは詞やメロディを大切にっていうのはあるんですけども、これからライブとかいっぱいやって行く中で、ライブ感っていうのを音源にも入れたいと思うので、そういうライブ感とか、あとは各個人の攻撃的な個性っていうのもありつつ、グルーヴもどんどん良くして行きたいなと思いますね。そしてライブに行きたいなみたいなことを思ってもらえれば良いと思うんですけど。
――さすがベーシストな発言ですね。(笑)
福島:いやいやいや。(笑) 保利:そうですね、これからもっともっといろんな人に出会うと思うんですよ。ツアーにも回るんですけど、ツアー行った先でいろんな人に会ったりとか、聴いてもらえる人と話しをしてみたりとか、いろんな出会いの仕方があると思うんですよ。そういった出会いの中で自分にどういうふうに良い方に吸収してだんだん洗練されたものにして行くかというのが大事なことなんじゃないかなって、最近思うんですよ。そういった場所でいろんな経験を積んで、またバンド的に一つ大きなステップアップをしたら、また展望としていろいろ見えてくるんじゃないかなって思うんで、そういうところでこれからの自分達自身に期待したいなって思いますね。
――みなさんはライブバンドだと思うんですが、master*pieceにとってライブというのは何ですか?
窪田:やっぱり来てくれた人とか見てくれた人とコミュニケーションをはかれるところでもあると思うし、別に自分達じゃなくてもライブをやる人はそのライブでコミュニケーションを取れたりとか、そういう場であると思うんですけど、ステージに立ってそこにいるみんなに自分達の想いを伝えられる場所っていうのがあって、すごく自分達的に生きている心地がする場所だなって思うんですよね。だから音楽をやり続けて行く上で、そして生きて行く上でなくてはならない場所だと思いますね。
原:ライブは自分達を一番わかってもらえる場所だと思っています。自分達もすごく熱くなるし、見てくれてるお客さんもみんな熱くなってくれると思う、だから演る側と見る側、両方で作るもんだと考えてライブをやっています。自分達もみんなも楽しく出来るようなコミュニケーションの場所だと思いますね。
――素晴らしいですね。
原:素晴らしいですか!!
(一同笑)
福島:そうですね。僕はやっぱり聴いてくれてる人とのコミュニケーションの場所っていうのはあると思うんですけど、あとは生の僕達を見てもらえる場所であったり、音楽をやってる意味がそこにあるような気もするんですね。ライブが一週間とかなかったりするとやっぱりやりたくなったりするんで、そういう場所なのかなとかは思うんですけどね。
保利:うーん、ライブ・・・なんだろう、最近、何で自分がライブハウスに行ってドラムを叩いているのかっていうのを自問自答してみていろいろ思ったんですけど、何で音楽が好きなのかとか、そういったところにだんだん行き着いて来て、じゃあ何でライブをやるのかなと思ったら、やっぱり自分がここに生きてるというか、ここに俺がいるんだぞってところを見せるために俺はやってるんじゃないかなって思って来て、たぶんみんなそうだと思うんですけど、自分の生きてる場所を証明させるというか、生きる証なんじゃないかなって僕は思います。
――存在意義をそこに見つけるということですね。
保利:うん、なんか見つけるというか、見つけに行ってる場所かな。もしライブを来てくれる人に見てもらえれば、自分達の事を好きになってくれるんじゃないかなって思いつつやってますね。ライブっていうのはそういう場所だと思います。
――それではプライベートな質問を少しさせて頂こうと思うんですけれど、メンバーのみなさんの宝物を1つ教えて下さい。
保利:大切にしているものっていうのはやっぱり最後までやり抜くってことですかね。物は宝物はいろいろありますけど(笑)、気持ち的にはそういうところですね。学生の頃に部活をやっていて
その中でいろいろイヤな事とかもいっぱいあったんですけど、そういった中でもやり通したことが、今でも自分のドラムやバンドをやっている中にもすごい根付いているものだと思うんで、そういうのは大事にした方が良いんじゃないかなって自分は思っています。
福島:出会いというか、このメンバーでバンドをやってるということもそうだと思うし、あと地元で応援してくれているすごいお世話になった人とか、そういう人のお陰で今、CDデビューしてライブをいっぱい出来るって思っているので、やっぱりそういう人との出会いというのが宝物だと思っています。
窪田:最近、自分はどういう人間なんだろうなっていうのをいろいろ考えてて、スゲー、イヤなヤツだと思うんですよ。
――(笑)
窪田:自分の事が好きなんですけど、そういう好きな自分にもイヤなところがあって。でもそれでも福島が言ったように応援してくれる人もそうですし、自分の伝えたい想いをわかってくれる人、そして家族とか友達とか、そういう自分でもわかってくれる人達を大切にしたいなと思ってます。
原:自分と関わりある人達はすごく大事じゃないですか、友達だったり家族だったり、ライブとかで出会えた子達だったり、回りで応援してくれてる人達だったりが、ほんとすごく大事だと思うんですけど、宝物は・・・ギターです。
(一同笑)
原:10回ローンで買ったギターです。
――あぁー、それは宝物ですね。(笑)
原:宝物ですね。
――最後に落としてくれた感じですね。(笑)
(一同笑)
原:宝物って言われたから物も言っておこうかなと。
窪田:うん。その最初のかけがえのない人とかいう問題はどこに行ったの?(笑)
(一同笑)
原:とりあえずカッコイイこと言っておいて、でも結果的にはギター。
(一同笑)
原:でも今は一昨日買ったケータイなんです。(笑)
窪田:すごい安いな。(笑)
(一同笑)
保利:それ10回ローンだろ。(笑)
原:そんな貧乏じゃないよ、一括ですよこれは。
福島:自慢してるよ。(笑)
原:でも出会いがほんと大事だと思ってます。
――じゃあ、一応、宝物はケータイですね。(笑)
(一同笑)
――それではメンバーの方それぞれお薦めのアルバムを1枚紹介して下さい。
原:レッド・ホット・チリ・ペッパーズの「カリフォルニケイション」、気持ち良いです。
――それはどのような出会いとかだったんですか?
原:近所の2こ上のギターやっているお兄さんがいるんですけど、その人の家に行くとこのアルバムがずっとかかっていて、それでレッチリがすごい好きになって、ギターもすごい尊敬してるんです。それでレッチリは他にもすごい作品がいっぱいあるんですけど、やっぱり「カリフォルニケイション」が自分的には群を抜いて、気持ち良く最初から最後まで聴けるアルバムです。
――じゃあ、それがお薦め。
原:是非!!っていう感じですね。みんな知ってると思うんですけどね。(笑) 窪田:僕はビートルズの「ラバー・ソウル」が良いなと思います。ほんとジョン・レノンが大好きで、その中でもやっぱ「ラバー・ソウル」っていうのが、自分の心の中にスッて入って来た思い入れがあって、あの一枚を是非聴いてもらいたいですね。
福島:僕もビートルズの「アビイ・ロード」とか、結構ビートルズが好きなんですけど・・・、中で「アビイ・ロード」がやっぱり最初に聴いたのがっていうのもあるんですけど、すごいロックだなっていうのがありますね。そこですやっぱり。
保利:僕はトラヴィスの「ザ・マン・フー」っていう2ndアルバムなんですけど、トラヴィスは全作すごい好きで、普通の歌もののバンドなのかなって、ずっとそういう固定観念があったんです。でもついこの間ライブのDVDを買って見たんですけど、ムチャクチャ、ロックなんですよ。すごく熱いものがDVDからなのにすごい伝わって来て、メンバーもすごい楽しそうにやってたんで、あぁ、何かこういう場所にいれたら良いなっていう気分にさせられたバンドだったんですよ。すごい良いなと思ったんでこれは是非聴いてもらいたいなって思いますね。
――それでは次の質問ですが、自分達の音楽はどんな人達に聴いてもらいたいと思いますか?
保利:そうですね、恋に悩む乙女に聴いてほしいなとか思いますけどね(笑)。でも誰にでもやっぱり素直に耳に入って来るんじゃないかなって思うんですよ。なので別に男が聴こうが、女性が聴こうが、ちゃんとしっかり入って来るんじゃないかなと思います。
福島:やっぱり誰にでも聴いてもらいたいってのはあるんですけど、今、結構流行の音楽を聴いている人にも聴いてもらって、こういうのがあるんだよみたいな感じでも聴いてもらいたいですね。
原:聴いてもらいたいのは誰でもなんですよ。老若男女、誰でも聴いてほしいんですけど、曲によって失恋の歌だったりとか、出会いや片想いの歌とかもあるんで、そういう誰かを好きになったらそういう時に聴いてほしい曲もあるし、失恋して悲しいって時にも聴いてほしい曲もあるし、その場その場でその人に合った曲を聴いてもらえれば、よりわかって頂けるかなと思います。
窪田:作った時はやっぱり自分の好きな人とかに聴いてもらいたいという思いがあるんで、自分の大切に思ってる人に聴いてもらいたいっていうのがあるんですけど。とにかくいろんな人に聴いてもらいたくて、素直なところとかそういうところを忘れている人も聴いてもらえれば、それを思い出してくれるかもしれないし、とにかく自分の大切な人達に聴いてもらいたいです。
――それはきっとファンの人達も大切な人に入るんですよね。
窪田:それは間違いないです。そういうことですね。
――将来の目標とか夢があったら教えて下さい。
保利:ずっとこのままというか、作ってライブやってっていうこの繰り返しが、一番、自分にとって最高であり、幸せだと自分は思ってるんで、それがだんだん洗練されて行くものになって行くだろうし、このスタイルが今すごい良いなと思いますね。
――ずっと音楽環境を続けて行くということですね。
保利:そうですね、はい。 福島:これからツアーとか出るんで、そこでいろんな人に会ったりして吸収した事を、また次の作品に生かして、どんどん大きくなって行きたいです。さっき保利が言ったようにその繰り返しだとは思うんですけど、その中でも次は何をやるのかなとか、どんなライブになるのかなとかっていう楽しみを持ってもらえるようなバンドになりたいと思いますね。
原:常に進化し続けたい、出すCD毎にどんどん進化して新しい事をやって行きたいし、目標は大きく言うならば誰からでも良いと言われるバンドになりたいですね。例えば「俺、HIP-HOP好きだけど、master*piece良いよ」みたいなジャンル問わずに愛されて行きたいなというところを目標にしたいです。
窪田:自分達が自分達の事をこれからどうなって行くか楽しみに思えるバンドになりたいというか、なるんですけども。自分達の音楽を聴いた人が言ってくれる感想っていうのが、すごく心が洗われたとか、心が奇麗になるって言ってくれるんですね。流行とかじゃなくてmaster*pieceを心から好きだって言ってくれる人が日本全国に増えて来たら、おそらくこの日本は変わるんじゃないかなと思っていて。流行りものにならず普遍的に自分達の音楽を追求して行った結果、自分達を好きになってくれる人がどんどん多くなっていくような、そういうバンドを目指しています。
――それでは最後に皆さんに向けてメッセージをお願いします。
保利:3月〜4月にかけてツアーを全国15〜6ヶ所回ったんですけど、色んなものを吸収した僕らのLIVEをぜひ見て下さい。
――ありがとうございました。
◆プロフィール◆
(Text By Takahashi)