2010年JRAブランドCMイメージソング「ユメオイビト」の大抜擢によって、より多くのリスナーに彼らの歌声と楽曲の魅力を広く知られることとなったラムジ。
そんなラムジから約3年振りとなる待望のニューアルバム「merry go round」が届けられた。 そして今回のアルバムには先日サザンオールスターズ「TSUNAMI」などの名曲達抜いて、USENリクエストチャートで10週連続TOP10入りという新記録を打ち立てた、東方神起への楽曲提供曲「どうして君を好きになってしまったんだろう?」のセルフカヴァーも収録されており、ピアノの旋律が印象的な美しいバラードに仕上がっている。 聴き手の心をキチンと見据えた上で真心を込めてリスナーに歌を届けようとする姿勢、それは今の音楽シーンが忘れつつある何かを持っている気がするのだ。 ラムジの2人が贈る愛にあふれたアルバム「merry go round」。 そして3月25日には2度目となるCLUB CITTA'川崎でのワンマンライブが予定されている。 ◆プロフィール◆ ■山下祐樹(ヤマシタ
ユウキ):
Vocal: 1981年7月15日生 福岡県北九州市出身 B型 22歳の誕生日に何の当ても無く「歌いたいから」という理由で上京。 井上慎二郎と運命的な出会いを果たす。 雨に濡れて震える子羊のような容姿だった当時の山下のイメージから羊を連想し、アニメの子羊キャラクターからラムジと命名。 2人組ユニットとして04年、ラムジを結成。 ■井上慎二郎(イノウエ シンジロウ): Produce, Arrange, Guitars, Instrumentals: 大学在学中よりプロとしてのキャリアを積み重ね、主にギタリストとして活動。93年、織田裕二のセカンドアルバム「決心」で作家デビュー、これまで数多くの楽曲を提供。96年ソロアーティストとしてメジャーデビュー。その後、98年にバンダイ・ミュージック・エンターテインントを離れ、98年から00年まで吉田拓郎のライブサポート。また同時期に「LOVE LOVE あいしてる」にギター/コーラスでレギュラー出演。98年には、フジテレビ系ドラマ「GTO」主題歌にもなった反町隆史の「POISON〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜」の作曲を担当。その後、99年からベーシスト”Chirolyn”と共に”Chirolyn & The Angels”を結成し、01年まで活動。03年、ソロでは大黒摩季のライブサポートミュージシャンも務めた。 現在はラムジのメンバーとして、そして作家、サウンドプロデューサーとしても活躍中。 ■Biography 山下祐樹(Vo./作詞)、井上慎二郎(Gt./Producer/作家)の男性二人組ユニット。2005年11月にデビュー。これまでにメジャーとしてはシングル5枚、ミニアルバム2枚、アルバム2枚をリリース。2011年2月2日には待望の3rd ALBUM「merry go round」をリリース。 JRAブランドイメージソングの「ユメオイビト」が競馬ファンに支持を得て、東京競馬場や阪神競馬場でミニライブをおこなった。 作家としても制作スタッフにその才能を高く評価されている井上は山下と共に東方神起の「どうして君を好きになってしまったんだろう?」「Bolero」の作詞を担当し、「どうして君を好きになってしまったんだろう?」は2008年日本レコード大賞優秀作品賞作詞部門を受賞。 また井上慎二郎としては「Stand by U」(東方神起)の作詞を手がけ09年、レコード大賞優秀作品賞作詞部門を受賞。 2009年3月からはじめた川崎でのストリートライブは現在でも川崎で定期的に行っている。川崎での活動が川崎市が市内の小学校10校で進める「映画づくり特別授業」のイメージソングを提供することになった。そして2011年3月25日には2回目となるワンマンライブをクラブチッタ川崎にて開催。 ■Live ラムジワンマンライブ「カワサキノサキノサキ」 2011年3月25日(金) 18:30 OPEN / 19:00 START CLUB CITTA'川崎 2,800円(税込・D別・全席自由) 一般発売日:2011年2月12日(土) プレイガイド: チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード:124-206) ローソンチケット 0570-084-003 (Lコード:70376) CNプレイガイド 0570-08-9999 イープラス 主催:KMミュージック |
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――2010年はラムジにとって飛躍の年になったと思うんですけれども、お二人にとってはどのような一年になりましたか?
山下祐樹(*以下、山下):たくさんの人の前で歌う機会に恵まれ、素敵なイベントにも多数出演させて頂いて、僕たち自身も成長出来たかなっと。
井上慎二郎(*以下、井上):僕はラムジ以外の作家活動もあるので、非常に忙しかったですね(笑)。 ライブもイベントもたくさん出演させて頂きましたしね。
ライブやイベント、楽曲制作活動、それぞれに意味があって、そういった経験の一つ一つがラムジにとっても飛躍し始めてるのかなっていう実感があります。
――2月2日に発売されたアルバム「merry go round」は素晴らしいアルバムですね。
井上: 3年振りという期待に応えなきゃっていう思いと、3年間の成果を見せたい。
僕は昔から明日死んでも後悔しない音楽を作りたいっていう信念があって、精魂込めてアルバム制作に取り組みました。
制作をしていた中で、これまで以上に山下が担う役割も大きくあったのでお互い力を振り絞って全力で楽曲制作に望んだんですよ。
――アルバム「merry go round」のタイトルはどんな想いを込めたんですか?
山下: 「merry go round」のように幸せがぐるぐる回るっていう意味でタイトルをつけました。当たり前の事だけど、やっぱりみんながいてくれるお陰で僕らの音楽はどんどん広まっていくんだなと。
それは、ラムジを応援してくれるファンであったり、ラムジをサポートしてくれるスタッフのみんな、パートナーである井上慎二郎も。 みんなが手を繋いで大きな輪を作ったらさらに大きな「merry」になって、幸せな場所ができる。
そんな場所をもっともっと多くの人達にラムジは提供していきたい。 そういう気持ちも込めてつけたタイトルです。 もちろん、1曲目の「merry
go round」はこのアルバム全体の軸である「愛」をテーマにしています。
――「merry go round」と「Sweet Home」は川崎のライブ活動の経験があったからこその曲だと感じましたが。
山下: そうですね。「merry go round」にしても「Sweet Home」にしても川崎での活動がなかったら存在しなかった曲です。
特に「Sweet Home」は、僕らの川崎での音楽活動に共感してくださった市民の方や市役所の方たちの応援があって出来た曲。
川崎市こどもたちの映画づくりイメージソングでもあるので、川崎のライブに来てくれるファンや川崎の未来を担っている子供達の声をコーラスに入れました。
この曲は川崎に集うラムジとみんなの曲なんですよ。だから是非、川崎のみなさんに心を込めてこの曲を歌っていきたいです。
――そんな川崎の活動もありつつ、作家として東方神起に作詞提供した曲もセルフカバーで収録されていますね。
井上: ラムジとして作詞を担当させて頂いた曲です。この名曲をピアノアレンジでセルフカバーをして今回のアルバムに収録しました。
山下: ライブで「どうして君を好きになってしまったんだろう?」を唄わせていただいているのですが、東方神起さんが大事に育てたこの名曲を誇りに思いながらかつ失礼にあたらないよう、大事に大事に歌わせて頂いてます。
ライブではアコースティックギターですが、アルバムではピアノの美しい旋律が曲の情感をさらに盛り上げているので一度聴いてみてください。
――3月25日にはCLUB CITTA'川崎のワンマンライブが控えていますが、ライブの抱負を教えて頂けますか?
山下: ちょうど一年前にCLUB CITTA'川崎で初のワンマンライブをして、たくさんのお客さんからパワーを頂きました。
今回のワンマンでは、そんな応援してくださった皆さんに感謝の気持ちとアルバム「merry go round」を引っさげて、僕らの集大成を披露したいと思います。
井上: 遊園地で一日遊んだぐらい、楽しい想いになれるようなライブにしたいですね。
(text by takahashi)