なんという高揚感! 堂島孝平の作り出す極上ポップスは、聴き手の心をシアワセ気分にしてくれる魔法がかけられている。 そんな次代のポップクリエイターの旗手、堂島孝平のニューアルバム「WHITE AND BLUE」が6月1日リリースされました。 前作「FIRST BEGINNING」もまさにポップスの王道と言った言葉がピッタリのアルバムだったけれど、今回リリースされたアルバム「WHITE
AND BLUE」では、お馴染みのGO-GO KING RECORDERSの他、Hi-TensionPlease!、CHOKKAKUとのコラボレートによって、よりバラエティに富んだサウンド。まさにタイトルどおりの爽快感とドライヴ感に溢れたポップチューン満載のアルバムに仕上がっています。 トキメキとキラメキと、そしてちょっぴりのセツナさと。 これから雨の多くなるこの季節、ともすると心もジメジメしてしまいがちですが、晴れやかな夏の青空のように「白熱」と「ブルース」を感じさせるこのアルバムを聴いて、憂鬱な気分を吹き飛ばしちゃいましょう。
>> その他商品はこちら
★堂島孝平
Official Web Site★
http://www.sma.co.jp/artist/dojima/ http://www.tkma.co.jp/tjc/j_pop/dojima/ ◆堂島孝平2005初夏ツアー 堂島孝平2005初夏ツアー「WE PLAY MUSIC」 出演:堂島孝平×Hi-Tension Please! 料金:オールスタンディング 前売\4,000-(税込) 当日\4,500-(税込) DOJIMA KOHEI × Hi-Tension Please! 堂島孝平 DOJIMA Kohei:Vocal, Guitars
八ツ橋義幸 YATSUHASHI Yoshiyuki:
Guitars (from Belfast)
tatsu:
Bass (from LA-PPISCH)
渡辺シュンスケ WATANABE Syunsuke:
Keyboards (from cafelon)
小松シゲル KOMATSU Shigeru:
Drums (from NONA REEVES)
張替智広 HARIGAE Tomohiro:
(宇都宮/東京/札幌/新潟/大阪/仙台/名古屋/神戸) Drums (from キンモクセイ)
(広島/福岡) ◆ツアー日程◆
□2005/06/16[木]
宇都宮 VOGUE (19:00/19:30) info. フリップサイド宇都宮(028-633-1009) □2005/06/18[土] □2005/06/23[木] □2005/06/25[土] □2005/07/08[金] □2005/07/09[土] □2005/07/15[金] □2005/07/18[祝・月] □2005/07/23[土] □2005/07/24[日] ◆プロフィール◆ ★堂島孝平(どうじま・こうへい)
1976年2月22日生まれ 大阪府大阪市生まれ→茨城県取手市育ち ★1995年、18歳で日本コロムビアよりデビュー。POPS〜SOUL〜AORをベースにしたポップミュージックの新たな作り手としてその才能を開花させ、次世代の音楽シーンを担う期待すべきアーティストのひとりとして認知されていく。 ★「その卓越したメロディーメイキング」と「キラキラしたヴォーカル」は、多くのポップスのツボを心得た人たちから熱く長く支持を受け続けているが、その一方Kinki Kidsや乙葉への楽曲提供、フジテレビ「堂本兄弟」レギュラー出演(2002.4〜2003.3)、「トリビアの泉」オープニングテーマ作曲など新しい挑戦で、ファン層は上に下にさらに拡大している。 ★また、「GO-GO KING RECORDERS」や「Hi-Tension Please!」をしたがえた、とんだりはねたりの小気味よいパフォーマンスで、ポップスの枠をはみ出すかのようなハイテンションのはしゃぎぶりが展開されるライヴステージも必見。 |
――堂島さんは今年でデビュー10周年とのことですが、10年目を迎えた今のお気持ちを教えて頂けますか?
堂島:身の引き締まる思いです。祝ってくれるみなさんに対して、ありがとうという気持ちと同時に、これからの自分がさらに精一杯新しい作品を作り続けていくことで応えていきたいなと思っています。
――デビュー当時は10年後の自分をどんな風に思い描いていましたか?
堂島:デビューは18才だったし、思い描いてすらなかったです。やっぱり1枚1枚の作品、1つ1つのライヴで、その時その時、自分なりに、最善を尽くしていく、冒険心を持ってやりきっていくということで、10年が繋がってきたと思います。
――デビュー当時と現在で曲を作る上で変わった部分と変わらない部分を教えて下さい。
堂島:変わらない部分はですね、やっぱり他の誰かでは出来ない音楽を作ってやろうという心意気ですね。自分が興奮するものということでもあるし、自分にしか出来ないものを作りたい、替えのきかない音楽でありたいというふうに思う気持ちは、デビューから変わらないと思います。変わった部分というのは、曲を作る上で、というか、音楽をやる上で、すごくタフになったと思います。自分の作品自体も懐の広いものになったと思うし、ミュージシャンとしての基礎体力も、デビューした頃とはやっぱり全然違う強いものになってきていると思います。
――もし今の堂島さんからデビューした頃の自分に向かってメッセージを送るとしたらどんなメッセージを送りますか?
堂島:うーん・・・「迷っている暇があったら走れ!」(笑)というか、「いずれ走るなら今、走れ!」っていうキャッチコピーが付いた映画が昔あったんです。「いずれ走るなら今、走れ!」ですね。
――今回のアルバムはどんな作品に仕上がりましたか?
堂島:聴いてくれた人の持っているブルース(憂い)、生きていく上で抱えていかなくてはいけないどうにも出来ない思いや出来事、そういうものを少しだけ明るく受け入れたりとか、そういうものこそ生きている印なんじゃないかなと思う気持ちが持てるとか、憂いが輝くようなアルバムに仕上がったんじゃないかと思います。
――アルバムタイトル「WHITE AND BLUE」はどんなところから名付けたのですか?
堂島:最初は白と青という二色、色としての「WHITE」と「BLUE」がこのアルバムのイメージにピッタリだなと思ってつけましたが、実はこの「WHITE」と「BLUE」に象徴されているのが、自分が音楽をやる上で大事にしていることでもあると。「WHITE」は「白熱」という意味での「白」、「BLUE」は「魂」という意味での「BLUE」、熱気が高くって魂を込めて作る音楽、魂に届く音楽、そういう意味合いもタイトルに込めています。
――今回のアルバムの聴きどころはズバリどんなところですか?
堂島:僕の音楽は「楽しい」とか「ハッピーになれる」、「踊れる」というふうにたくさんの方に感じてもらってきて、今回はそれはもちろんなんですが、その一歩先の、「堂島孝平が人間として何を考えているか」、「人と人、僕と聴いているあなたが、人間として一歩踏み込んだところで通じ合える」、そういうアルバムが出来たと思います。
――今回、GO-GO KING RECORDERS、Hi-Tension Please!、CHOKKAKUさんとコラボレートしていますが、それぞれのサウンドにどんな特色が出ましたか?
堂島:それはもう聴いてもらうのが早いと思います、感じ方は自由なので。ただ大事なのは、わざわざ3チームに分けて作業するという、体力的にも気力的にも大変なことにトライしたというのは、音楽家としての自分の誇りだし、また新しい一歩だったと思います。たくさんのミュージシャンが、いい意味でどんどん自分の音楽に介入してきてくれて、それをまとめあげて、自分の色として完成させることが出来たというのは、すごく自信になった点でもあります。
――レコーディングで楽しかった思い出を教えて下さい。
堂島:そんなもんないです(笑)。基本的に思い出作りをしたくてレコーディングしてるんじゃないんで!っていうのはありますが、ただいつも夕食で食べるメンチカツ弁当がおいしかった。それしか食べなかったレコーディングだったりしました(笑)。
――逆に苦労した点はありますか?
堂島:これはもう体力面ですね。あと自分のアルバムですけれども、やっぱりたくさんの人たちが参加してくれてるアルバムなので、単純に演奏だけしに来てるんじゃなくて、一緒にアレンジから関わって「バンドとして」やっているというところがあったので、自分の音楽なんだけどそうやって参加してくれるミュージシャンひとりひとりのモチベーションをどうやって高く持って行くか、どうやってやる気にさせるかってことですね。楽曲が良くなければ始まらないし、常にその曲に燃えるイメージを与えてなきゃいけなかったっていう。苦労というか当たり前のことなんですけど、それは逆に言うと、他の現場よりもその意識が強かったレコーディングだったと思います。
――10曲目に収録されている「SHORT CUTTER!」のショートカッターとはどんな意味が込められているのですか?
堂島:これは「近道」っていう意味でもありますが、歌の中で言っているとおり、「世界が一日で変わることもある」と。今までどれだけ苦労してきたりとかイバラの道を歩んでこようとも、一瞬で世界が変わることがあるんだという、それを信じたいという気持ちと、あとは僕が草野球でショートを守ってたっていう、そのひっかけから来たような言葉です。
――作曲をする時は曲と詞ではどちらが先に出来るタイプですか?
堂島:これはその時々によりますが、最近は常に言葉ですね。歌の中の頭から最後までびっちり歌詞を書くというようなことはあまりないですけれども、どういうことを歌うか、例えばそれがタイトルだったり、その曲のテーマだったり、こんな言葉を使いたいというものだったり、自分が熱く感じられる言葉、ワンフレーズ、そういうものが見つかってから、メロディーやサウンドが浮かんでくるという順番になっているんじゃないかなと思います。
――作品を作る際にいつも心掛けている事はありますか?
堂島:いつでも自分なりに新しい挑戦をしていくということですね。今まで自分が作ってきた楽曲を良しとして認めた上で、改めて検証してみて、それでもまだここはこういうふうにしたら良いんじゃないかなとか、もっとこんなふうにしたらどうだろうなんていうアイデアが出てくるものなんで、そういうところで常に挑戦心、冒険心を持って、音楽を作っていくっていうことが大事だと僕は思っています。
――ライブで一番楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?
堂島:楽しいかー、楽しいとはあんまり感じてないかもしれないですね。ニコニコしてるんですけど、あれは「幸せ」なんですね。ああ、楽しいなぁっていうか、なんかすごく音と触れてて幸せだったり、何かの拍子にみんなの手がブワッと上がったりしたのを見た時、やっぱり幸せな気持ちになります。
――堂島さんならではのライブの魅力はどんなところだと思いますか?
堂島:「楽しいけど泣ける」、「踊れるけど歌える」、「泣きながら踊れる」みたいな、いろんな感情が入り混じったライブをしていると思うし、あとは歌モノでこんなに踊れるんだとか、こんなに泣けるんだとか、ハッピーになれるんだっていう、そういう魅力はあると思います。よく「泣き笑い」って言いますが。いつもとんだりはねたりしてますんで、観に来て下さい。
――音楽以外でハマっているものはありますか?
堂島:今、ハクション大魔王の完全DVD BOXというのを買いまして、テレビ放送された全百何話が入っているDVDを必死に見ています。とにかくアクビちゃんが可愛いです。僕、ずっとアクビちゃんみたいな女の子がいたら良いなと思って育って来ましたが、未だ出会えません。アクビちゃんにハマっているかもしれません(笑)。
――人生で影響受けたアーティストを教えて下さい。
堂島:これはいっぱいいすぎてよくわからないです。とにかく言えるのは常に自分の枠超えを目指している音楽家全ての人に影響を受けたと思います。敢えて言うなら、その中のひとりでやっぱり佐野元春さんは音楽家としても人間としてもカッコイイなと思うし、いつでもベストを尽くしてて、そして更に新しいところへ向かって行く感じが素敵だなと僕は思っています。
――自分の作品以外でお薦めのアルバムを1枚紹介して下さい。
堂島:これはGO-GO KING RECORDERSのメンバーでもある會田(茂一)さん、あの人はいろんなバンドをやっているんですが、「HONESTY」というGREAT 3の圭さんと2人でやっているバンドがありまして、その「HONESTY」の2ndアルバム「AMERICAN ROCK」、これが最近聴いた中ではスゴイ良かったです。
――今後、音楽の上で新しく挑戦してみたいことはありますか?
堂島:いろんな挑戦をしたいですね。例えば楽器、出来る楽器を増やしていきたいとも思いますし、いろんな言葉を使って曲を書きたいなとも思ってますし、ただ最近ちょっと現実味を帯びてきたのはトランペットをやりたいなと思っています。ちっちゃい頃、鼓笛隊で吹いてたんですけど、改めてやってみたら面白いかもなあ、なんて思っています。
――最後にみなさんに向けてメッセージをお願いします。
堂島:ニューアルバム、当たり前ですが、今の自分の気持ちを込めて作りました。最近ありそうでない、なかなか出会えないポップミュージックだと思います。カンの良い方、新しい何かを探している方はぜひ聴いて見て下さい。あとライブも待ってます。お願いしまーす。
(Text By Takahashi)