彼の名前はJUNEという。
11月15日に「Baby It's You/ディスコティック☆ロマンティック」でデビューしたニューカマーだ。

CHEMISTRY、平井堅、久保田利伸、Kを手掛けて来た、あの松尾"KC"潔がプロデュース、それも1年以上も温めた秘蔵アーティストと聞けば、これは期待せずにはいられないってものだろう。

しかしその期待は良い意味で予想以上の裏切りを見せてくれた。耳にした瞬間、心を捉えて離さないソウルフルな歌声、そして高い歌唱力と持ち前のグルーヴ感。
JUNEはまだティーンネイジャーにも関わらず、既にヴォーカリストとしての恵まれた資質を充分過ぎる程に兼ね備えていたのだ。

また彼の実力をより引き立たせているキャッチーな楽曲達は、JUNEというアーティストの登場を飾るに、申し分ないインパクトを持った作品に仕上がっているのではないだろうか。

まだまだミステリアスな存在であるJUNEだが、これから徐々に謎めいたベールを脱いで、彼の才能が明らかになって行くことになるのだろう。

まずはその歌声をとくとご堪能あれ。

◆プロフィール◆