20年間の集大成として発売したニュー・アルバム「20.Y.O」を発売したジャネット。過去、現在、未来を１つのアルバムに凝縮し、ダンスナンバーからメローな曲まで、充実の内容に仕上がった。R&Bファン以外にも、POPSやROCKファンにもぜひ聴いてもらいたい素敵な作品だ。

そんなジャネットが、2年ぶりの来日を果たした。Neowingでは、彼女の来日記者会見レポートを掲載します！

―来日記者会見レポート―

2006年10月23日（月）都内某所で行われた記者会見に、なんと真っ赤な振袖姿で登場したジャネット。会見場が一気に華やかな雰囲気に包まれた。いつもと変わらないシャイなジャネットは、時折恥ずかしげな顔を見せていた。日本で20歳といえば成人式と着物。今回の振袖は「20.Y.O.」にちなんで、用意された3点の赤い振袖の中からジャネット自らが選んだそうだ。

〜会見での質疑応答〜

Q：今回20年を記念したアルバムを制作するにあたって、長年仕事をしているジャム&ルイス以外にジャーメイン・デュプリがプロデューサーとして参加しましたが、どういった経緯で参加となりましたか？

A：20年の節目ということは意識していました。そして記念となる作品を作りたかったの。とくに今回は、ダンスアルバムを作りたかったし、ジャーメインを起用することで、R&Bのルーツをさかのぼりたいと思ったの。

Q：そのジャーメイン・デュプリとの仕事でどのような作品を作ることができましたか？

A：彼と仕事をすることによって、今までと違ったサウンドを作ることが出来たわ。そして、生身のR&B要素を取り入れることが出来たわ。

Q：20年経った今も素敵な美貌をキープしていますが、何か秘訣はありますか？

A：特にないわ。この体をくれた両親に感謝するわ。

Q：数あるジャネット自身の曲の中で、一番好きな曲を挙げるとしたら何ですか？

A：そうねぇ。「Where You Now」「That's The Way Love Goes」「Runaway」…んー、1曲だけを選ぶことはできないわね。あと「NASTY」や「PLEASURE PRINCIPLE」も好きよ。

Q：毎日多忙な生活を送っているかと思いますが、休日はどのように過ごしていますか？

A：友達に会ったり、彼と映画に行ったり、海辺で読書をしたり、ダーツをしたり。あと、クラブにも行ったりするわ。

Q：日本には何度か来日していますが、来日するたびに何か印象は変わったりしますか？

A：日本は何度来ても満喫できるわ。

Q：今後、ライブやツアーの予定がありましたら教えて下さい。

A：年末年始あたりからツアーのリハーサルをする予定よ。ツアーは2007年4、5月ごろにスタートすると思うわ。まだ具体的には決まってないけど、ツアーが始まったら、ぜひ日本でも公演をしたいわ。

(photo by iino, text by ohishi)