天賦の才能を感じさせる歌声。 華奢で可憐な彼女の体のどこからあんな歌声が生まれてくるのだろうか。 彼女の名前はCandyという。 2005年1月に「Bye&Thanks」でデビューしたばかりの彼女。躍動感と高揚感を感じさせる楽曲と、デビューシングルとは思えないほどの難易度の高いメロディを見事に歌いきった彼女の実力がバランス良く形を成したこの曲は、首都圏FMラジオチャートで1位を獲得するという結果をもたらした。 そんな彼女の2ndシングル「Promise」が5月18日にリリースされる。 「圧倒的な声のレンジ」、「独特のグルーヴ感とリズム」、「深いビブラート」、「チェスト・ヴォイス(地声)からファルセットに変わる瞬間の響き」。 Candyの歌を聴いていると、そう遠くない未来に彼女の歌声が世の中を席巻する日が来るような、なぜだかそんな予感が心をよぎる。この予感はきっとこれから彼女がその歌声によって証明してくれることだろう。 天性の資質を兼ね備えたCandyの歌声、今から要チェックだ!
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◆プロフィール◆
■BIRTH PLACE
HOKKAIDO ■BIRTH DAY 4.14 ■BLOOD B ■HEIGHT 149cm ■LIKE/HOBBY sing, write the words, SKY,HIP HOP ■LIKE/MUSICIAN Mariah Carey, MISIA, SAKURA, Full Of Harmony ■LIKE/MOVIE THE SIXTH SENCE, AUTUMN IN NEW YORK 小学生の時、当時爆発的な人気を得ていたアーティストを見て歌手に憧れ、ボーカル・ダンスレッスンを始める。2001年、高い歌唱力に注目したプロデューサーの与田氏(MISIA等を手掛けている)と出逢い、DEMO音源の制作を始め2003年上京。2005年デビュー。 |
――Candyという名前はどういうところから付けたのですか?
Candy:この名前はプロデューサーの与田さんが付けて下さったんですけど、まず本名の頭文字が「C」から始まるっていうのと、私を最初に見た時に小さいって思ったらしくて、そのイメージからCandyという名前になりました。自分では食べるキャンディは人を楽しくさせたりする力もあるし、いろいろな色や味があって、それぞれに個性があるなって思うので、自分もそういう風に個性のある、人を楽しませたり出来る人になりたいなと思っています。
――歌手を目指そうと思ったきっかけはどういうところからですか?
Candy:小さい頃から歌うこととか、踊ることとかが好きで、よく音楽番組を見たりしていたんですけど、小学校の時に安室奈美恵さんをテレビで見て、その時に踊って歌ってカッコイイなぁって。そこで歌手になりたいって思いました。
――それじゃあ、結構小さい時から歌手を目指していたんですね。
Candy:はい。
――現在は実際にデビューしたわけですけれど、今の気持ちはいかがですか?
Candy:ずっと小さい頃からの夢だった歌手のスタートラインに立つことが出来てすごく嬉しいんですけど、デビューする前に比べて、より頑張ろうっていう気持ちが強くなって来ているんです。自分の目標っていうのはデビューしたことで終わりじゃなくて、もっともっとたくさんやりたいこともあるので、嬉しいんですけどまだ満足しきれないというか、もっと頑張ろうって気持ちですね。
――今回の2ndシングルとなる「Promise」はどんな楽曲に仕上がりましたか?
Candy:音はミディアムで、春らしい爽やかな季節を感じさせるような曲なんですけど、フルートなどのポップスというよりも、クラシック寄りの楽器の音が入っています。詞の内容は北海道に住んでる幼馴染の二人が離ればなれになってしまって、その二人はお互いに好きなんですけど、好きっていう気持ちを伝えられずに離れちゃったっていう設定で、曲の中でその二人は離れる時に言葉にしない約束をして来たと思ってて、そこから曲名が「Promise」になってるんです。その伝えられなかった想いが込められてる曲になっています。
――前作もそうですけどCandyさんは歌詞も手掛けてますよね。今回の歌詞は主人公が男の子なんですけど、この曲は幼馴染の男の子の方の視点から書いてるという感じですか?
Candy:はい、男の子が都会に出て来て、相手のことを想ってるみたいな感じですね。
――今回の「Promise」で一番歌いたかった気持ちはどんなことですか?
Candy:そうですね、離れちゃうとやっぱりすごい不安なのに、この二人っていうのは「また会おうね」とか約束も何もせずに、気持ちを伝えずに出て来てしまった二人だから、なおさら不安とかが強いと思うんですね。
でも不安なんだけど、きっとまた会えるだろうなってお互いに思ってるんだってことを信じて、離れてても心は側にいるよっていう気持ちを歌っています。
――心の中で決めてる約束なんですね、お互いに。
Candy:はい。
――今回の作品でヴォーカル面では苦労したところはありますか?
Candy:最初のファルセットのところがあるんですけど、何回も練習したんですけどそこは自分の中ですごい難しくて、プロデューサーの与田さんがわざわざブースの中に入って指導してくれるくらい苦労しました。あとは曲のサラッとした中にリズム感を出したりするところが難しかったです。
――デビューシングルもレンジの広い曲を歌っていますよね、高い声を出すところはやっぱり苦労したんですか?
Candy:最初はやっぱり辛かったですね。でもだんだん慣れて来て、他の部分にも余裕を持てるようになって来て歌えるようになってきたって感じですね。
――先程も触れたんですけど、前作もそうですが今回も作詞を手掛けていますが、詞を書く時に心掛けている事とか、どういうことを書こうかなって思って書いていますか?
Candy:あんまり「詞を書かなきゃ!」と思って書くのではなくて、何かを感じた時に「あ、書きたい」と思っていつも書くんですけど、でも今回みたいに曲を頂いて書く時はその曲のイメージに合わせて書いたりします。その時に自分が感じてる事を書くことは多いですけど、やっぱりたくさんの人に共感してもらえたら良いなと思って書いていますね。
――けっこうサクサクとか書けちゃいます?
Candy:書けない時はほんとに書けないですけど(笑)、自分が思ってることがたくさんある時とか、自分の思ってることが強すぎる時って、単純な言葉しか出て来ないんですよね。ほんとにそれしかないっていうか、その想いが強すぎて単純な言葉しか出て来ない時はありますね。
――ストレートな言葉になっちゃうんですね。
Candy:はい。
――カップリングの「no reason」は「Promise」とは違ってアップテンポのスピード感のあるナンバーですが、こちらの曲はどのような点にポイントをおいて歌われましたか?
Candy:そうですね、もう曲を聴いた時からアクセルを踏み出したら止まらないみたいな感じの、ほんとにノリノリな曲だなと思っていて、そこからもうシアワセ絶好調みたい感じの曲ですね。「Promise」の切なさとはまったく正反対で。
――なるほど、どちらも特徴がありますよね。
Candy:はい。
――ヴォーカリストとして歌を歌う上でいつも心掛けている事はありますか?
Candy:私がイメージしているこの情景とかを、聴いている人が歌だけを聴いてイメージしてもらえるように歌ったり、声に表情を出すようにしたりとか、あとは楽しんで歌うことが一番だと思います。
――Candyさんは自分自身を一言で表すならどんな女の子だと思いますか?
Candy:よくヘンって言われます。
――(笑)
Candy:自分では別に普通だと思うんですけど、ヘンって言われますね。
――変わってる感じなんですか?
Candy:どうなんだろうー、でもたぶんヘンじゃないんですけど(笑)。私は考え出すと、ちょっとのことでシュンっとなっちゃうんですよ。別に回りから見るとそこまで気にしなくて良いじゃんってところをすごい気にしちゃう人です。
――繊細なタイプなんですね。
Candy:(笑)
――Candyさんにとって今、一番大切な宝物は何ですか?
Candy:宝物は音楽はやっぱり大切だと。最近すごい大切だなと思ってて、なぜかと言うと、この世界にもし音楽がなくなったらどうしようって考えたんですよ。なくなったらテレビ見てても音楽はかからないし、ドラマ見ても、映画見てもないし、買い物に行っても音楽が流れてないんですよ。
――あっ、確かに!(笑)
Candy:それに着メロもないわけですよ!
――(笑)
Candy:だからこれは音楽がなくなったら・・・・。
――そう考えるとヤバイですよね。
Candy:ほんとにそうだと思うんですよ。だって買い物に行った時に音楽が流れてないんですよ!
――想像つかないですよね。
Candy:想像つかないですよね、やっぱり自分もすごい助けられる時もあるし、ほんとに音楽って大切だなと思ってます。あとは携帯電話がすごい宝物です。
――それはコミュニケーションツールとして大切なんですね。
Candy:はい。
――最近、音楽以外でハマっているものがあったら教えて下さい。
Candy:最近ハマっていることは自分の興味のあることについて調べて、ノートにまとめることです。
――それは専用ノートがあるんですね。
Candy:はい。
――ページはたまりましたか?
Candy:いやー、まだ始めたばっかりなんです(笑)。
――将来はどんなヴォーカリストになりたいと思いますか?
Candy:みんなに尊敬されるような人になりたいなと思って、それでドームでワンマンでライブをやれる位になりたいなと思っています。
――共演してみたい方とかはいますか?
Candy:あまりにもビッグなんで、そこは言わないでおきます(笑)。
――夢は大きい方が良いですものね。
Candy:(笑)
――今後はどんなタイプの歌とかを歌って行きたいですか?
Candy:今、自分の歌っているタイプの歌がすごい好きなので、今はこの自分の歌っているジャンルをもっともっと歌って行きたいなと思っています。
――最後にみなさんに向けてメッセージをお願いします。
Candy:これから一生懸命頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
――ありがとうございました。
(Text By Takahashi)