そこにはむき出しの心をさらけ出した中村 中がいた。
2007年1月1日にリリースされた彼女の待望の1stアルバム「天までとどけ」。 「若さ」をテーマにしたという今回のアルバム。まさに中村 中ならではの早熟とも言える感性が結晶化された作品となっている。 彼女の名前を一躍世に知らしめる作品となった「友達の詩」を始めとして、心の底にしまっていた気持ちを静かにひも解くような、シンプルだけれども切ない「プラットホーム」。ジャズテイストにアレンジを施され、大人びたムード満載のバージョンに様変わりした「冗談なんかじゃないからネ」等、バリエーションに富んだ12曲が収められている。 何とも圧巻なのは成人式の後に書いたという「さよなら十代」だ、子供から大人への移り変わりの心模様をドラマティックなサウンドに乗せて歌った、メッセージ性の強い楽曲に仕上がっている。 そして楽曲が書かれた時点では十代だったとは思えない洞察力を感じさせる、アルバムのラストを締め括る「愚痴」の存在も忘れてはならない。やるせなくも心に沁みる歌詞はまさに一聴の価値アリだ。 時にたおやかに、そして時に力強く、曲毎に様々に表情を変える彼女の歌声と、その抜きん出た表現力はまさに唯一無二、彼女ならではのものだ。 中村 中はメジャーアーティストとしての道を歩き出したばかりだ、だが彼女ならそのソングライティングの実力と存在感でもって、中村 中ならではの道を切り拓いてくれるような気がしてならないのだ。これからの彼女のより一層の活躍を期待したい。
◆プロフィール◆ 中村 中(なかむらあたる)
生年月日:昭和60年6月28日 現在21歳のシンガーソングライター。 2005年6月には自主制作盤「友達の詩」発売。 |
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