■ストーリー
4年前に耳が聞こえなくなって以来、他人に心を閉ざしがちな女の子・萩尾沙絵(
柴咲コウ)は、ひょんなことから同じ大学で社会福祉心理学を専攻している結城櫂(
妻夫木聡)と出会う。櫂が手話ができるということもあって、二人は急接近。
もともとお互いの友達だった同じ学年の相田翔平(
成宮寛貴)、小沢茜(
白石美帆)、矢嶋啓太(
瑛太)らと共に「オレンジの会」を発足させる。沙絵と櫂とのラブストーリーを中心に、これから社会に出て行こうとしている学生5人が、この先の人生や恋愛、夢と現実とのギャップにそれぞれ悩み、時には壁にぶつかり、もがき、また時にはお互いに励ましあい、立ち向かっていく青春群像劇。
■北川悦吏子脚本×妻夫木聡×柴咲コウ
「ビューティフルライフ」「愛していると言ってくれ」といった恋愛ドラマのヒットメーカー、正に“恋愛の神様”である
北川悦吏子が2年ぶりにTVドラマの脚本を執筆。21世紀版「あすなろ白書」として本人が捉えているこのドラマにふさわしく、その出演者陣は豪華!
TVドラマ「ブラックジャックによろしく」や映画「
ジョゼと虎と魚たち」などに主演し、今や人気・実力を共に兼ね備えた
妻夫木聡と、TVドラマ「GOOD LUCK!!」「Dr.コトー診療所」、映画「
着信アリ」に出演し、女優としてますますキャリアアップした
柴咲コウといった人気若手俳優が共演。
さらに脇を固める、
成宮寛貴、
白石美帆、
瑛太、
小西真奈美、
山田優など、これからさらに活躍しそうな旬な顔が勢揃いしています!
■二人のSign 〜手話〜
このドラマのもう一つの見所は、何と言っても「手話」。同じ言葉でも、人それぞれの言い方によって受ける印象が異なるのと同じように、手話にも使い手の性格が表れています。他人との関わり合いを避けるためなのか、沙絵の手話は基本的に下品で乱暴。
一方、櫂の手話は彼のまっすぐな性格を象徴するかの如く、真面目で丁寧です。櫂と沙絵たちのコミュニケーションツールは手話なので、このドラマを見ていると簡単な手話は字幕なしでも自然に理解できてしまいます。それでもやっぱり、手話を完璧にマスターしていない私達から見れば、手話は二人だけのSign。
特に、台詞を声に出さずに手話のみでやりとりするシーンは、その一つ一つの言葉が胸に響いてくるので必見です!