追悼・緒形拳さん
日本の名優の一人である、緒形拳の逝去ー。
圧倒的な知名度を誇る彼の突然のこの訃報は、私達に大きな衝撃となった。
1957年生まれの緒形拳は新国劇出身。その演技力は当初から高く評価され、デビューから数年でNHK大河ドラマ『太閤記』の主役に抜擢、その後松本清張原作の映画『鬼畜』の出演で各賞を総なめにする。
そして今村昌平監督作品「復讐するは我にあり」「楢山節考」で日本の闇の部分を演じ、彼の名を世界に知らしめることとなった。
2000年、紫綬褒章受章。
「優駿 ORACION」では彼の次男で俳優の緒形直人との競演も果たしている。
独特の存在感で異彩を放っていた彼は、この数年は大作に留まらずドラマやCM、バラエティなどにも出演し、世代を超えて多くの人に親しまれてきた。年齢を重ねるごとに深みを増し、俳優としてこれからますますの活躍が期待できただけに、71歳での逝去はあまりにも早く感じらる。
遺作となったフジテレビ系の連続ドラマ「風のガーデン」の放映も控えているということで、少しの間彼の顔を見ることができるそうだが、彼のいなくなった穴を埋める存在は当分出て来なさそうだ。
緒形拳さんのご冥福をお祈りします。
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武士の一分
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2007/06/01
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