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商品説明
清河涼安は、赤鬼の面をつけた男に襲われている商家の手代を助ける。偶然にもその手代は小間物問屋『宝来屋』の内儀の使いで、涼安に薬膳の依頼をしに来るところだった。涼安は徒士を継ぐべく、幼い頃から剣術に励んでいたが、父の失職で漢方医柴垣青山の弟子となる。最も優れた医者である「食医」を目指す中、秀でていた本草学を用いた薬膳料理は大評判に...。翌朝、店に出向くと、鬼面の男が『宝来屋』の者だけ襲っていると知る。剣の腕も買われ、「赤鬼」退治を引き受ける事に―。鬼面の正体と本当の動機は!?そして依頼通りに内儀の体質改善の手伝いができるのか...。美肌効果の料理も分かる!?至高の薬膳小説第二弾!