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商品説明
第二次世界大戦末期、戦地に向かう学徒兵が最後の一日を中也の『山羊の歌』をむさぼり読むことに費やしたように、その抒情性が読み手の自由を誘い込む希有の詩人中也の詩の息吹を伝える会心の読解と論述。
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収録内容
1 | 暗くて大きな穴 |
2 | 『朝の歌』へ |
3 | 身一點に感じられれば |
4 | 昭和十年秋 |
5 | その重きメルヘン |
6 | 長男の運命 |
7 | 邪悪な中也 |
8 | 読み手の自由のなかの中也―「読んじゃったよ、中也!」考(講演録) |