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商品説明
「ワぁ、ゴッホになるッ!」1924年、画家への憧れを胸に裸一貫で青森から上京した棟方志功。しかし、絵を教えてくれる師も、画材を買うお金もない。その上、弱視のせいで遠近感をうまく表現できず、帝展に落ち続ける日々。そんな彼が辿り着いたのが木版画だった。「板画」が引き金となり、棟方は日本の、世界の版画界を劇的に変えていく。棟方と苦楽を共し、支えた妻・チヤ。無尽の愛と激動の時代を描く、待望の書き下ろしアート小説。
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収録内容
1 | 序章 一九八七年(昭和六十二年)十月 東京 杉並 |
2 | 一九二八年(昭和三年)十月 青森―一九二九年(昭和四年)九月 弘前 |
3 | 一九三〇年(昭和五年)五月 青森―一九三二年(昭和七年)六月 東京 中野 |
4 | 一九三二年(昭和七年)九月 東京 中野―一九三三年(昭和八年)十二月 青森 |
5 | 一九三四年(昭和九年)三月 東京 中野 |
6 | 一九三六年(昭和十一年)四月 東京 中野 |
7 | 一九三七年(昭和十二年)四月 東京 中野―一九三九年(昭和十四年)五月 東京 中野 |
8 | 一九四四年(昭和十九年)五月 東京 代々木―一九四五年(昭和二十年)五月 富山 福光 |
9 | 終章 一九八七年(昭和六十二年)十月 東京の杉並 |
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