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本/雑誌

ハンナ・アーレント、あるいは政治的思考の場所 新装版

矢野久美子/〔著〕

3300円
ポイント 1% (33p)
発売日 2023年05月下旬発売
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仕様

商品番号NEOBK-2860407
JAN/ISBN 9784622096252
メディア 本/雑誌
販売みすず書房
ページ数 161

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

『全体主義の起原』や『人間の条件』をはじめ、20世紀を代表する政治哲学者ハンナ・アーレントへの注目は、ますます高まってきている。しかし、彼女独特の鍵概念である“現われ”や“あいだ”は、伝統の崩壊という認識からはじめられた彼女の政治的思考と、どのように結びつくのか。また亡命ユダヤ人であるアーレントは、なぜ論争を生んだ『イェルサレムのアイヒマン』を書いたのだろうか。本書は、ヤング=ブルーエルのアーレント伝や膨大なエッセイ・書簡に分け入りながら、「アーレントとは何者か」を真摯に問いかけていった成果である。亡命知識人アーレント/政治と“あいだ”/アイヒマン論争と“始まり”/「木の葉」の“身ぶり”の4章。小著ながらみごとな作品が、ここに誕生した。

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    収録内容

    1 第1章 亡命知識人アーレント(アーレントの不在と存在
    2 最後のドイツ系ユダヤ人
    3 「われら」と「亡命者」のあいだ)
    4 第2章 「政治」と“あいだ”(断崖の思考
    5 「思索日記」の語るもの
    6 “対等”の条件)
    7 第3章 アイヒマン論争と“始まり”(最後の語りかけ
    8 「心」の役割
    9 削除された“始まり”
    10 政治的思考のために)
    11 第4章 「木の葉」の“身ぶり”(“応答”としての“身ぶり”
    12 「木の葉」の自由
    13 残骸の重さ
    14 「戦線」の超越、あるいは中断)
    15 結論に代えて

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