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商品説明
明治期に衰退した茶道が、新時代の富豪すなわち近代数寄者により復活を遂げる。茶道具への収集熱と茶の湯好きは桃山時代の武将達のようだ。高橋箒庵(義雄)、益田孝(三井物産創業者)、原富太郎(三渓)、根津嘉一郎(鉄道王)、井上馨(外務卿)、藤田伝三郎(財閥創始者)らの足跡を追い、豪放にして耽美、痛快にして洒脱な趣向とその精神を描く。
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収録内容
1 | 明治の青年(明治維新後の茶道界 |
2 | 箒庵高橋義雄 ほか) |
3 | 近代数寄者の誕生(藤田伝三郎の執念 |
4 | 平瀬露香の茶 ほか) |
5 | 数寄者の茶会(茶の湯の羅漢たち |
6 | 石黒况翁の茶 ほか) |
7 | 数寄者の思想(近代数寄者の庭園観 |
8 | 近代数奇者の建築観 ほか) |
9 | おらが茶の湯―まとめにかえて(茶の湯は趣味 |
10 | 近代化と茶の湯) |
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