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商品説明
われわれの規範的探究は、意のままにならない対象とのもつれた関係のなかではじめて達成される。その場に居合わせ、対象の来歴を辿ることからのみ生まれる豊かな哲学の経験。
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収録内容
1 | 序論(問題 |
2 | 論点 |
3 | 方針 |
4 | 構成) |
5 | 第1章 概念(問題設定―概念把握することの規範的側面を再構成する |
6 | アドルノの概念論理解のための予備的議論―問題の共有と媒介概念の含意 |
7 | 概念のあり方の向きを変える―概念理解の実質的アプローチ |
8 | 音楽形式論を言語哲学的に読解する |
9 | 対象に密着する思考) |
10 | 第2章 叙述(問題設定―哲学をカプセルに包むことなく言語論的アイディアを展開する |
11 | デカルト的方法論批判から弁証法的思考へ |
12 | 弁証法的思考のモデルとしての音楽分析論 |
13 | 弁証法的思考の言語論的含意 |
14 | 密着する思考としての叙述) |
15 | 第3章 自由(問題設定―自然支配の考えから自由の構想を引き出す |
16 | 音楽素材論を実践哲学的に読解する |
17 | 自由のイメージとしての不定形音楽) |
18 | 第4章 道徳(問題設定―否定主義と規範的主張のあいだの緊張を解きほぐす |
19 | 規範性の問題 |
20 | 道徳哲学の自足性批判 |
21 | 新しい定言命法) |
22 | 結論 |