本/雑誌
神話・狂気・哄笑-ドイツ観念論における主 (ニュクス叢書)
マルクス・ガブリエル/著 スラヴォイ・ジジェク/著 大河内泰樹/監訳 斎藤幸平/監訳 飯泉佑介/訳 池松辰男/訳 岡崎龍/訳 岡崎佑香/訳
3850円
ポイント | 1% (38p) |
---|---|
発売日 | 2015年11月発売 |
出荷目安 | メーカー在庫あり:2-4日
※出荷目安について |
- 追跡可能メール便 送料無料
著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
アメリカにおけるヘーゲル・ルネッサンスの賑わいと、フランスのメイヤスーに代表される思弁的実在論の新展開。本書は今ドイツでもっとも注目を浴びる若き天才が、ジジェクとともにドイツ観念論の古典再解釈を通じて、そうした現代思想の新潮流を敢然と批判する。しかし、その展開は批判だけに留まらず、「存在論」を再び哲学の中心に据えることで世界を新たな理解へと導く。ドイツでブームとなっているガブリエルの書籍『なぜ世界は存在しないのか』のダイジェスト版論文の翻訳も特別収録。
関連記事
収録内容
1 | 緒論 ポスト・カント的観念論への回帰を求めて |
2 | 第1章 反省という神話的存在―ヘーゲル、シェリング、必然性の偶然性について(現象―ヘーゲルの反省論 |
3 | 神話という思考以前の存在―反省の限界についてのシェリングの考察 |
4 | 必然性の偶然性) |
5 | 第2章 二つの自由をめぐる規律訓練―ドイツ観念論における狂気と習慣(ヘーゲルの習慣 |
6 | 自己のオート‐ポイエーシス(自己‐制作) |
7 | 何も指示しない表現 |
8 | 習慣、動物、人間) |
9 | 第3章 フィヒテの哄笑(フィヒテの自我からヘーゲルの主体へ |
10 | 絶対者と現象 |
11 | フィフテ的な賭け |
12 | 障害(Anstoβ)と事‐行(Tat‐Handlung) |
13 | 分割と限定 |
14 | 有限な絶対者 |
15 | 定立された前提) |
16 | 付録 「なぜ世界は存在しないのか」 |