本/雑誌
宇宙を創る実験 (集英社新書)
村山斉/編著 ロルフ・ホイヤー/著 ファビオラ・ジャノッティ/著 リン・エヴァンス/著 鈴木厚人/著 山崎直子/著 山下了/著 山本明/著 早野仁司/著 照沼信浩/著 田内利明/著 山本均/著 吉岡正和/著
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ポイント | 1% (8p) |
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発売日 | 2014年12月発売 |
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商品説明
素粒子を光速近くまで加速し衝突させる加速器実験。この実験で二〇一二年、世界最大の円形加速器=LHCの研究チームがヒッグス粒子を「発見」したことは記憶に新しい。本書で扱うILC(国際リニアコライダー)は、物理学の最先端の知を結集した、従来の円形加速器とは一線を画す直線型の最新加速器。日本での建設を念頭に進むこの計画が実現すれば、ビッグバンが再現され、宇宙最初期の状態が解明できる!宇宙最大の謎である暗黒物質や暗黒エネルギーなど、物理学の課題が次々と明らかになる、壮大な実験の全容に迫る。
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収録内容
1 | 第1部 ILCが解き明かす宇宙の謎(宇宙と物質の「起源」を求めて |
2 | ヒッグス粒子はまだ正体不明 |
3 | ILCが切り開く新しい物理) |
4 | 第2部 加速器実験の魅力と謎(ヒッグス粒子を「発見」した加速器 |
5 | 国際的なチームワークによる新発見は平和の象徴 |
6 | ILC実現までの道のり |
7 | 新しい国際研究所はどうあるべきか |
8 | 人類の「故郷」である宇宙の謎を知りたい) |
9 | 第3部 最先端技術が結集したILC(加速器技術とその波及効果 |
10 | 超伝導技術と加速器 |
11 | 加速空洞の性能向上への努力 |
12 | 高品質のナノメートルビームを作るATF―衝突ビームの制御技術 |
13 | 加速器と測定器をつなぐMDIの役割 |
14 | ILCの可能性を引き出す測定器 |
15 | 加速器産業を日本の成長戦略に) |