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商品説明
急激かつ大規模に改変されようとしている“国のかたち”日本は今どこへ、向かっているのか?「戦後日本」の大転換をめざす安倍政権の特殊性と普遍性を、歴史的に把握し、統治、社会保障、経済、教育の面から分析。新自由主義と軍事大国化からの転換の可能性と課題を探る。
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収録内容
1 | 特集 転換する支配構造―安倍政権的なもの(『標的の村』が呼び起こす市民の力―監督三上智恵さんに聞く、沖縄の危機、日本の危機 |
2 | 安倍政権と戦後システムのゆらぎ―同一の未解明の歴史的課題のさまざまな解き方 |
3 | 安倍政権と日本の貧困―弱者を憎む強者 |
4 | “教育の政治化”の力学―民主主義と立憲主義の危機 |
5 | 成長戦略とコーポレート・ガバナンス―日本経済の構造変化と株主価値重視経営) |
6 | 思想のフロンティア(ミヒャエル・ハインリッヒによる「『資本論』の新しい読み方」―『価値の科学』の論理構造 |
7 | 規範・欲望・承認―ピピン、マクダウェル、ブランダムによるヘーゲル『精神現象学』「自己意識章」の規範的解釈) |
8 | レヴュー・エッセイ(日本近代の自己認識―諭吉の愉快と漱石の憂鬱 |
9 | 福島/市民から見た映画「ハンナ・アーレント」) |
10 | 研究論文(マルクス「小経営的生産様式」論の再検討―「小農理論」の視座から |
11 | 公的領域の可謬性と抵抗としての活動―H.アレントにおける「始まり」の恣意性と市民的不服従について) |