目次
第1部 男性作家から見た女性作家像(「女流作家」への眼差し
「女性作家」のイメージ-バルザックのサンド像)
第2部 国王の養育掛から職業作家へ-ジャンリス夫人(オルレアン家の養育掛
職業作家への転身
フランス帰国後の文学活動
ジャンリス夫人の女子教育論-『アデルとテオドール』)
第3部 「ロマン派のミューズ」からジャーナリストへ-デルフィーヌ・ド・ジラルダン(ロマン派のミューズ
サロンの女王
ジャーナリスト・ローネイ子爵の誕生
政治的発言とその反響)
第4部 「パリアの作家」誕生-フロラ・トリスタン(ペルーへの出発までの半生
ペルーへの旅
『ある女パリアの遍歴』-真実の記録
フロラ殺害未遂事件
『ロンドン散策』-恒久的貧困を「見る」
労働者階級の解放に向けて)