目次
第1章 ロッセリーニとデ・シーカ(ロッセリーニの新作「戦火のかなた」
イギリスで最近公開されたロッセリーニの近作「奇蹟」について
世界的名作デ・シーカの「自転車泥棒」公開近し
ネオ・リアリズムを創り出すものは何か?
「無防備都市」を見る前の参考までに
今年公開を待機する三つのイタリア映画
ロッセリーニの新作「ヨーロッパ一九五一年」について)
第2章 戦後イタリア映画の名作(「平和に生きる」
「靴みがき」についで公開されるイタリアの二名作「荒野の抱擁」と「雲の中の散歩」
「懐かしの日々」とブラゼッティ・タッチ
「オリーブの下に平和はない」の鑑賞方向
ドストエフスキーの短篇「ペテルスブルクの白夜」の映画化
「白夜」と演出者ヴィスコンティ
「狂った夜」のフィーリング)
第3章 注目の男優・女優・監督(映画スターとしてのデ・シーカ
ヴァリがあたえる複雑な魅力について
監督の横顔 アレッサンドロ・ブラゼッティ)
補遺 エトセトラ(オーストリア映画独特の重厚な演出の「白夜の果てに」
戦後十年型やぶりスター十傑
五人をあげてはみたが
戦後ベストテン
批評家選出年度ベストテン選評の言葉)