目次
第1部 社会秩序と暴力(日本中世社会秩序と暴力-武士団とジェンダー
ヨーロッパ中世都市における暴力
アメリカ史の中のジェンダーと暴力
「女工」言説と国民化・帝国・暴力)
第2部 対抗暴力の諸相(百姓一揆に見る暴力とジェンダー
中国における女性兵士
前線の姉妹兵-イラン女性の回想録から
ラテンアメリカにおける対抗暴力)
第3部 国民国家と戦争(日本における徴兵制導入と男性性
ドイツにおける戦争とネイション・「人種」-「黒い恥辱」を起点に考える
女性と総力戦-大日本帝国の女性たち
日本人「慰安婦」をめぐる記憶と言説-沈黙が意味するもの
軍事主義とジェンダー「ベトナム」以後の米国軍隊と女性兵士)