目次
1 序論 日本の宣教史・教会史の展開(フランシスコ・ザビエルによる布教開始(一五四九‐一五五一年)までの歴史と宗教
桃山時代末期(一六〇〇年)までの布教の発展
徳川幕府のキリシタン
プロテスタントの宣教)
2 賀川豊彦(一八八八‐一九六〇)年(賀川の活動の歴史的背景
伝記
神学・敬虔さ・教会のアイデンティティー
社会的・政治的働き
日本人としての賀川-国家としての日本との関係
著作及び評論家としての賀川)
3 評価と展望「賀川豊彦と現代」(『貧民心理の研究』-賀川批判
社会的・政治的働きの意味-今日の日本の教会にとって賀川とは
欧米の教会への課題としての賀川豊彦-エキュメニズムの学習は可能か)