目次
第1部 資源の見方(「人々の資源論」前史-日本の資源政策と「総合」
森が資源となるいくつかのみち-中国の歴史という事例から
人々が資源になるとき-タイ北部における「参加型開発」の地域性と歴史性)
第2部 資源の争われ方(銅のそばに暮らす人々-コッパーベルトに見る「資源の呪い」
森は誰のものか-インドネシアの森林資源管理をめぐる政治過程
くり返される水争い-タイ北部に見る環境変動の実態と認識の乖離
国家に見捨てられた資源-日本石炭産業に見る「資源」と「地域」の特徴性)
第3部 資源のつながり方(資源開発に流れる私たちのお金-ビルマの2007年9月事件と「制裁」
森に「網」が打たれる-技術と制度がたぐり寄せる屋久島の天然資源
資源開発と合意形成-人々がつながる資源管理へ)