目次
第1部 古代・中世の思想(和をもって貴しとなす 聖徳太子
見るべきほどのことをば見つ 平知盛(『平家物語』)
生きながら六道を見てさぶらふ 建礼門院徳子(『平家物語』) ほか)
第2部 近世の思想(身をはなれて孝なく、孝をはなれて身なし 中江藤樹
我よく人を愛すれば、人また我を愛す 伊藤仁斎
人の道は必ず億万人を合していうなり 荻生徂徠 ほか)
第3部 近代・現代の思想(独立とは自分にて自分の身を支配し 他によりすがる心なきを言う 福沢諭吉
わが日本、古より今にいたるまで哲学なし 中江兆民
自分のようなものでも、どうかして生きたい 島崎藤村 ほか)