目次
第1章 近時の労使紛争における「業務命令権」の意義(近時の労働問題の特徴
使用者サイドの戦い方は?―武器としての「業務命令権」の重要性)
第2章 「業務命令権」の内容とその限界(最高裁が示す業務命令権の内容とその根拠
雇用契約の性質上当然に権限が生じるもの
雇用契約の合意内容となることで認められる権限 ほか)
第3章 事例(労働者がルールを守らず、反抗的なケース/解雇されたと主張しているケース
労働者が時間外労働を拒否し、指示に対してパワハラと反論するケース
労働者が就業時間に頻繁に離席し、終業時刻後には社内に残っているケース ほか)