目次
Prologue コンピュータの誕生からプロセッサの発展まで マイクロプロセッサの歴史
1 プロセッサの構成要素と動作の基本 プロセッサの基礎知識
2 もっとも基本的なプロセッサ高速化技法 パイプライン処理の概念と実際
3 1クロックで複数の命令を同時に実行する 並列処理の基本とスーパースカラ
4 キャッシュ構造の違いから、680x0/i486/R4000のキャッシュの動作まで キャッシュのメカニズム
Appendix 1 システムオンチップ時代のデバッグ手法 エミュレーション機能の基礎
5 仮想記憶/メモリ保護機能を実現するために MMUの基礎と実際
Appendix 2 携帯機器ではとくに重要な低消費電力技術の原理
6 外的要因と内的要因、ハードウェア割り込みとソフトウェア割り込みの違いを理解する 割り込みと例外の概念とその違い
7 VLIWの復権はあるのか VLIWとは何か
Appendix 3 誤り検出/訂正符号やシステムの多重化など高信頼性をサポートする機能
8 処理性能を上げるための最後の切り札 マルチプロセッサの基礎
9 浮動小数点演算を高速にこなすためのFPUのしくみ
Appendix 4 演算回路をいかに高速に処理するか 高速演算器の実際
10 MPUの新たな用途 AIチップの概要
11 CISCの反省からRISCへ、そしてRISCもまた複雑化し、その将来は... 命令セットアーキテクチャの変遷
12 現在の最新MPU ArmとRISC‐5の命令セットアーキテクチャ
13 複数のOSを動かすための支援機構 仮想化とハイパーバイザ
14 MPUによる情報保護機能の実装 セキュリティ機能
Epilogue 研究段階から実用化へ、そして残っているのは... マイクロプロセッサ変遷史/2000年代〜現代