目次
東久迩稔彦―皇族のなかのリベラリスト(波多野澄雄)
幣原喜重郎―「最後の御奉公」と新憲法草案(天川晃)
吉田茂―状況思考の達人(渡邉昭夫)
片山哲―新憲法体制のトップランナー(福永文夫)
芦田均―インテリの文人政治家(増田弘)
鳩山一郎―日ソ国交回復と憲法改正への執念(山室建〓)
石橋湛山―透徹した自由主義思想家(猪木武徳)
岸信介―野心と挫折(北岡伸一)
池田勇人―「経済の時代」を創った男(中村隆英)
佐藤栄作―「待ちの政治」の虚実(高坂正堯)
田中角栄―開発政治の到達点(御厨貴)
三木武夫―理念と世論による政治(新川敏光)
福田赳夫―政策の勝者、政争の敗者(五百旗頭真)
大平正芳―歳入歳出政治の問題提起者(村松岐夫)
鈴木善幸―権力が求めた政治家(田中善一郎)
中曾根康弘―大統領的首相の面目(草野厚)
竹下登―保守党政治完成者の不幸(久米郁男)