目次
独仏戦の見えない背景―戦争への人的資源とGNPと戦略計画
タンクの出現によって―戦車が押し開いた新しい戦い方
初期の各国機甲師団―機甲戦の実態を見すえたドイツが抜きん出る
ドイツ電撃戦の裏側で―戦闘車両の燃料一滴は血の一滴
軍馬―じつは近代戦になくてはならない戦力
第二次世界大戦と歴史艦―記念艦とはいえ老いてもなお現役
ヒトラーの騎士鉄十字章―戦時下の国民の士気高揚になったのか
米国のレンド・リース(武器貸与法)―枢軸国打倒のために必要な物は犠牲をかえりみず
ゲーリング元帥の空軍野戦軍―その権力をふるって兵員と優秀な装備を補填させた
連合軍護送船団―各船が散らばるよりも密集した方が発見されにくい
Uボート戦の決算書―電子技術と航空機、暗号解読まで駆使して封じ込める
ヒトラーの外国人部隊―人種偏見の主張と矛盾する台所事情
戦艦ビスマルクを発見した米国人パイロット―参戦前からイギリス機に乗り組んで飛行教官
欧州戦と武装レジスタンス―ドイツ占領下に見られたさまざまな抵抗と政治の思惑
不正規戦―深夜に舞い降りる味方輸送機は希望そのもの
米国の女性兵士(WAAC)―医療に限らず前線から後方までさまざまな任務につく
虚々実々の航空電子線―爆撃機と戦闘機、攻める側と迎え撃つ側のイタチごっこ
空挺部隊の始まり―優れた装備、充実した訓練、充分な支援の下で成り立つ
米砲兵の威力―欧州戦末期には一日当たり二三〇万発を消費した
低い評価の爆撃作戦―大国を負かすほどの爆撃の成果とは〔ほか〕