目次
再帰的近代における大学生のライフスタイル―コロナ禍の大学生を歴史的な文脈に位置づける
第1部 自己と社会(自己をめぐる再帰性はアイデンティティ形成に寄与するのか―アイデンティティ資本モデルの経験的検討
コロナ禍の大学生からみるインストゥルメンタル志向/コンサマトリー志向―公共的思考との関連の検討
格差社会における大学と大学生―大学種別に着目して)
第2部 メディア・文化(SNS上の反応を気にするのはどのような学生か―メディア利用と再帰性
ヴィジュアルコミュニケーションの現在―「スマホ写真」と自己意識の関係を探る
趣味は自己の安定性に影響を与えるか―自己の安定性・不確かさと好きな音楽ジャンルの関係を探る
ソーシャルスキル涵養と親の影響・趣味の影響―モバイルメディア利用とその課題)
第3部 親密性(ネット上では「つながって」いる大学生の不可視な孤独―脱埋め込み化した友人関係のなかの主観的孤独感を探る
再帰的自己と恋愛の現在―大学生の「草食化」を両極化論とリスク化論から考察する
大学生の恋愛関係と友人関係―友だちが多いほど恋人ができやすい?)