目次
1 神宮外苑再開発を問う(場所の記憶から照射するジェントリフィケーション
人と深い関わりがある自然の保全の理念はどうあるべきか―自然の関係的価値の視点からの神宮「外苑」問題
都市における自然の価値―「機能的価値」と「関係的価値」の視点から)
2 持続可能な都市をめざして(都市の生きた遺産としてのグリーンインフラ
ヨーロッパの持続可能な都市の輪郭―気候変動への対応、スクラップ&ビルドしない再開発
すべての生き物のためにデザインされた共存共栄都市へ―マルチスピーシーズ都市とはなにか
将来世代にどのような都市を残すか―杜の都・仙台の実践)
3 美学と詩学から人と環境との関わりを考える(生活の時間と公園の時間―都市における自然がもつ美的意義
場所や自然とどのような関係をもつべきか―生態地域主義と環境詩学の視点から
より多くの人々が都市を故郷と呼ぶ時代に向けて)