目次
第1章 表現の自由はなぜ重要か(表現の自由とは何か
表現の自由の価値・機能
表現の自由は「優越的地位」を宣言する
間接的な制約も表現の自由の侵害
表現活動への「援助」)
第2章 公務員と政治的行為(占領軍が生んだ国家公務員の政治的行為禁止
休日の選挙ポスター配布の禁止
管理職はアウト、ヒラはセーフ?
地方公務員も政治的行為を禁止されている
政治活動や思想の調査
裁判官の「積極的な政治活動」
裁判官は聖人君子であるべきか?)
第3章 表現活動への「援助」(パブリック・フォーラムの利用拒否
パネル展はパブリック・フォーラムか?
公民館だよりへの「九条俳句」掲載の拒否
市庁舎前広場での集会開催の拒否
県立公園からの追悼碑の排除)
第4章 放送の自由と公平性(放送は政治的に公平であるべきか?
放送に公平性を要求することの問題性
最高裁にとっての放送の自由
海外における放送内容の公平の要求
政権交代を意図した選挙報道?
政府による放送の監督
放送の公平性の確保とは?)
終章 「政治的中立性」と民主主義