目次
第1章 ソヴィエト民主主義とは何か(「リベラル」でないデモクラシー
本書の対象時期
理念を実現する努力
ソヴィエト民主主義における選挙)
第2章 公認された自由は実現されたか(憲法が保障した自由
公的回路を通じた「対話」
全人民討議による「対話」
勤労集団による参加)
第3章 日常生活における自由と「自由」(「過度の容寛さ」という「リベラリズム」
「寄生的生活様式」
自由と「自由」の結合―サークル、ロック、ジーンズ
職場における「自由」
愚行をする「自由」
神の名における「自由」)
第4章 「偽りの平穏」(社会秩序維持の努力と限界
自由時間の増加と違法行為
「見せかけの平穏」と「自由」)
終章 ソ連における民主主義と自由(「ぬるま湯性」と「自由」
体制に対する人々の意識と態度
ソヴィエト民主主義の「遺産」)