目次
第1部 絶対的保守主義としての天皇制(『古事記伝』の最初で最後の愛読者
1970年代日本と宣長の読み出し―吉川幸次郎と『古事記伝』
絶対的保守主義としての天皇の道)
第2部 天皇はいかに語り始められたか(天皇はいかに語り始められたか・その1―権門体制の解体と近世社会の成立
天皇はいかに語り始められたか・その2―平民の時代と近世的知識世界の成立
天皇はいかに語り始められたか・その3―天皇は江戸社会にいかに呼び出されたか)
第3部 今も生きつづける「象徴」的天皇(徳川日本と宣長天皇論の成立―日本型華夷秩序と天皇制日本
もともと「象徴」的天皇であった―津田左右吉と戦後的天皇論
天皇とともに在り続ける日本とは何か―象徴天皇制の現在)