目次
第1章 「官尊民卑」の打破―慶應義塾・福澤諭吉の戦い
第2章 「民衆」の中へ―レジャーとモラトリアムの早稲田大学
第3章 「帝大特権」を〓奪せよ―私立法律学校の試験制度改正運動
第4章 「学問」で東大を凌駕する―一橋大学の自負と倒錯
第5章 「詰め込み教育」からの転換―同志社と私立七年制高校
第6章 「ライバル東大」への対抗心―京都大学の空回り
第7章 「知識階級」を排斥せよ―労働運動における反・東大
第8章 「凶逆思想」の元凶―右翼に狙われた東大法学部
終章「反・東大」のゆくえ―東大の「解体」と「自己変革」