目次
序章 韓国社会運動の歴史的変遷と再生への課題
第1部 #MeToo運動に結晶化した女性たちのたたかい(「別々に、また、ともに」たたかってきた韓国の女性運動
韓国の#MeToo運動はどのように展開したか
政治家による性暴力事件と共同対策委員会)
第2部 移民国家化する韓国と「外国人労働者」(韓国の移民政策とその歴史的前提
外国人雇用許可制度の評価と展望
人権と労働権が保障される移住労働者受け入れ制度のために)
第3部 住民参加に基づく「協治」の試み(社会を変えた韓国のダイナミズム―対立から参加型ガバナンスへ
ソウル市革新10年からみる市民イニシアチブ
市民運動の連帯とソーシャル・イノベーション)
第4部 コロナ禍とエッセンシャル・ワーカーの権利(コロナ禍における排除に対抗してきたエッセンシャル・ワーカーの運動
なぜソウル市城東区はエッセンシャル・ワーカー条例を制定したのか
運輸分野におけるエッセンシャル・ワーカーの実態と労働組合
コロナ禍が照らし出す介護労働の公共性)
第5部 活発化するベーシックインカム論争(なぜ韓国ではベーシックインカム論争が盛り上がるのか
韓国でベーシックインカム導入が現実的な選択肢である理由
ベーシックインカムは福祉国家の発展をもたらすのか)
終章 日本への示唆として何を受けとるか
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