目次
序章 トランス・ジャンル・スタディーズにおける「表現」概念
第1章 古今東西の演劇、及び映画―「再現」と「表現」、もしくは「現前性」(河竹登志夫の歌舞伎論
「再現」と「写実」
イプセン『ヘッダ・ガーブレル』 ほか)
第2章 江戸川乱歩、眼の戦慄―小説表現のヴィジュアリティーをめぐって(文芸におけるヴィジュアリティー(視覚性)
江戸川乱歩の位置
イリュージョンとリアリティー ほか)
第3章 中村真一郎と三島由紀夫―エロスと能をめぐって(なぜ、比較するのか
戦後日本のエロティック・フィクション
三島由紀夫における女性同性愛 ほか)