目次
第1章 増加の一途をたどる高齢者、膨らみ続ける医療費、不足する介護・福祉人材 超高齢社会を迎え問題山積の日本(2065年には2.6人に1人が高齢者の時代がやってくる
増え続ける医療費で現役世代の負担も限界に
日本中にあふれる介護難民や看取り難民
利用者数は100万人を超えるも訪問看護師はわずか4.9%)
第2章 赤十字病院、保健所、医師会...さまざまな現場を経て見えてきた患者・利用者にとっていちばん幸せな死に方とは(子育てを経験して外来だけでは不十分と実感
人と深く関われる訪問看護に夢中になる ほか)
第3章 超高齢社会の在宅ケアを担う中核になる チームケアで患者・利用者の自分らしい最期を支える(けんもほろろに追い返された銀行の融資
これまで築いてきた「顔の見える関係」が財産になる ほか)
第4章 高齢者が地域住民とのつながりをもつためのサービスを提供 医療・看護・介護・福祉が連携し、地域全体で支援する(医療的ケアが必要な重症者を支えるため療養通所を開設
こどもデイを開設し、子どもから高齢者までが同じ空間で共生する施設が誕生 ほか)
第5章 地域住民の生活を看守り、命を看つめる 職種や事業所の垣根を越え地域全体で患者・利用者を支え合う未来へ(病気になる前の人にアプローチするための「よろず相談所」構想
関係者が集まって情報交換する場にも ほか)