世界を揺るがせる―諺の知識が世界を救う
第2章 笑いの効用―通訳にユーモアが必要な理由
追従術―翻訳者の処世術
観測と解析―科学分野の翻訳も楽ではない
英語の宝物―翻訳は言語そのものを豊かにもする
崇高な門―翻訳力が権力を持つとき
不貞―前代未聞の離婚通訳劇
ヒトラーの言葉の正確性―第二次世界大戦の通訳者たち
小物―戦争裁判の被告と通訳者
二人のラストドラゴマン―アラブ世界とヨーロッパのはざまに消えゆく
「私のほうが彼に近しいと思うのだが」―翻訳と翻案のはざまで
ボルヘスの五十パーセント―翻訳者という枠を超えた二人三脚
単語を変えるのはアリか?―聖書という困難な翻訳の対象
ジャーナレーション―ジャーナリズム翻訳に求められるもの
現地人との付き合い方―通訳の不遇さの古今東西
名を正す―危機の時代における通訳者のあり方
権限のある機関の義務―翻訳のサービス化を考える
非論理的要素―機械翻訳と翻訳者の未来
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