目次
第1部 農村青年の文化活動(岩手県における経済的・教育的な階層とその役割
岩手の教員による教育論―新教育運動と「農民芸術概論綱要」
農学校教師の詩―『春と修羅 第三集』と気象学
農民の詩―『春と修羅 第三集』と渋谷定輔『野良に叫ぶ』)
第2部 中央文壇との関係(文壇における農民文学論争
農民文学論争と「農民芸術概論綱要」の関係
『赤い鳥』と『注文の多い料理店』の擬人化表現)
第3部 産業組合の文化運動との関わり(産業組合における思想的・文化的展開
産業組合に惹かれた作家―賀川豊彦・平塚らいてう・宮沢賢治
農村青年の希望―賀川豊彦「乳と蜜の流るゝ郷」と『家の光』 ほか)
主体的な農村文学