目次
第1章 日本映画における女性監督の歴史(女性監督のパイオニア
胎動期―一九五〇〜一九八〇年代
黎明期―一九九〇年代
ニューウェーブ―二〇〇〇年代
黄金期―二〇一〇年代以降)
第2章 16人の作家が照らす映画の現在地(西川美和論 虚実、あるいは人間の多面性
荻上直子論 「癒し系」に「波紋」を起こすまで
タナダユキ論 重力に抗う軽やかさ ほか)
第3章 次世代の作家たち(「映画」が孕む暴力性への自覚
日本の社会問題と向き合う
独自の作家性を貫く
学園映画の異性愛規範に抗する
オルタナティヴな関係性を模索する
新たな属性を可視化させる
まだ見ぬ未来へのシスターフッド)
女性映画作家作品ガイド100