目次
コロナ危機を経てEUは社会的な連邦主義へ向かうのか―経済・財政ガバナンスと医療・福祉レジームの改革
第1部 コロナ危機下の雇用・家族政策(雇用・福祉領域におけるフランスのコロナ対応―マクロン政権は何をしたのか
コロナ危機下におけるデンマークの雇用と社会保障―北欧福祉国家は危機にどのように対応したのか
コロナ危機下におけるハンガリーの雇用・家族政策―オルバーン政権の家族政策再論)
第2部 コロナ危機下の所得保障制度の役割(ドイツにおける市民手当導入とコロナ・パンデミック―所得保障はどう変わるか
オランダにおけるコロナ危機対策と最低生活保障―パンデミックは福祉国家をどのように変化させたか
スウェーデンにおける所得補償と就労支援政策―普遍的福祉国家制度は市民の暮らしを守るのか)
第3部 コロナ危機にともなう福祉の担い手の変容(コロナ危機に揺れるイタリア―分断・慈悲・友情・連帯・家族の責任
コロナ危機とベルギー連邦政府の対応―分権化のなかでの反貧困・社会的包摂政策
イギリスにおける国家‐市民間関係の変容―パンデミックはシティズンシップに何をもたらしたか)